アメリカの精子提供・代理出産なら「ミラクルベビー」。あなたの夢をかなえるお手伝いをします。
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アメリカ精子提供・精子バンク・代理出産・卵子提供

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【精子提供レポ⑥】移植と妊娠判定 たった一つの受精卵に託した望み 

アメリカで精子提供のコーディネートをしているミラクルベビー石原です。シングル女性が精子提供プログラム(体外受精)を受ける様子を何回かに分けて現地レポしています。

前回のレポはこちらからどうぞ

【精子提供レポ①】シングル女性の渡米と初診
【精子提供レポ②】運命♡精子ドナーとの出会い
【精子提供レポ③】薬の購入と契約
【精子提供レポ④】 採卵サイクル開始
【精子提供レポ⑤】高齢採卵と着床前スクリーニングの厳しい結果

シングル女性のお友達と移植渡米を決断

コロナのこともありなかなか移植渡米が実現できなかったクライアントさん。「年齢の事もあり今年中に絶対移植したいんです!」と12月の初旬の移植を目指して渡米を決意しました。彼女には選択的シングルマザーの会の繋がりでお友達になった方がいらっしゃいました。実はそのお友達もミラクルベビーのクライアントさんで同じように移植渡米のタイミングをいつにしようかと考えていらっしゃったのですが、今回クライアントさんが渡米されると言う流れでその方も一緒に12月初旬の移植を目途として渡米することになったのです。それが決まってからは「渡米がとても楽しみになりました!2人でキッチン付のお部屋を予約しましたので料理などして一緒に楽しく過ごせるといいなとわくわくしています。」と観光旅行にでも行くかのようにうきうき気分でした。

精子提供を受けにロサンゼルスへ

ですが・・・出発数日前になりロサンゼルスのコロナ感染拡大のニュースが!!入国は大丈夫なのか一時はどうなることかとひやひやしました。「入国審査では色々聞かれるかと思いきや、今までのうちで一番楽といっていいほどなーんにも聞かれなかったんです。不要不急の用事でしょう、と入国拒否されたらどうしようと思っていました。」このような事態ですからお二人で来れて本当に心強かったと思います。ホテルに到着後、早速食材などの買い出しに行き今日からお二人の自炊生活の開始です。女の子二人なので楽しく分担して出来そうですね。

PCR検査

到着4日目、コロナPCR検査の日です。私は夕方検査担当者とホテル前で待ち合わせをしました。「彼女達のお部屋に行きますか?」と聞いたら「ここでやる」と言うので薄暗いホテルの前の駐車場にお二人に来てもらいました。「ホテルの建物の照明に顔を向けて上を向いて」と鼻の奥に綿棒を入れられごりごりやられていました。他の人が見たら不思議な光景。「何をやっているのか?」と思うでしょうね(笑)検査担当者は即検査をしてくれたようで翌朝に「陰性」の結果が出ました。「あ~~良かったです。ここで陽性とでたら・・全てのプランが台無しになってしまいますからね。ほっとしました!」第一関門突破。

独身女性が精子提供を受けるクリニック

陰性の結果が早くでたので翌日にはクリニックに検診に行くことができました。数日薬をとっているのでその効果がでているかの確認です。クライアントさんは日本から手土産をドクターとナースと他のスタッフさんにも持って来てくださって、すごくみんな喜んでいました。ドクターからもお礼のメッセージがすぐに届きました。「Please thank your patient on our behalf for all of the gifts. That was very kind and generous of her! 」

薬は良く効いていたようで無事彼女の子宮内膜は十分厚くなっていました!「今朝のホルモン値とウルトラサウンドは良好でした。あとは残りの血液検査の結果がでるのに数日かかりますがその後移植日を決定しますね」とナースから連絡がありました。順調順調!「PCR検査結果が1日早く出たということで1日移植も早まるかと期待していたのですが、そこは残念でした。でも普段不摂生の極みのような生活をしていた私にとっては、生活リズムと体調の調整に有り難い期間になりました。常に満腹+水分(しかもアーモンドミルク)たっぷり+道端のアメリカ人に褒められる程ばっちりのウォーキングで、すっかり快便にもなっています!」子宮内膜が厚くなったことを確認すると移植に向けて別の薬が開始されるのですが、それらの薬はまとめてホテルに郵送してもらいました。その中にはお尻に打つ筋肉注射が入っています。クライアントさんは「これが噂の筋肉注射ですね。とても痛いと聞いています。これが今の一番の恐怖です」ととてもびびってしまっています。色々事前に周りの方から情報を仕入れてきていらっしゃいます。う~ん、そんなに痛いかなあ?

予想していなかった滞在中の楽しみ

そして数日後、移植日が決定しました!お友達も一緒の日に移植になり同時に進められてこれもまたうれしさが増しました。「何かと一緒だったことは心強かったです。数値や体調を報告しては確認し合って安心材料にしていました!」

お二人が宿泊されたホテルには実は同時期に私の他のクライアントさんも滞在されていました。それぞれに他のクライアントさんが宿泊されている旨は到着後お知らせしておきました。クライアントさんの事情は私は他の方にお話することはできないのですが、2-3回ホテル内でお互いお顔を合わせる機会もあったようで「今日日本人の方たちにお会いしました。軽く会釈しましたが、多分石原さんのクライアントさんだと思います。次回お声をかけてもいいでしょうかねえ?」「あちらの方もお声かけようかなと思っていらっしゃいましたよ。とても良い方たちなので是非お話してみてくださいね~」それからすぐ、半日もたたないうちに「お隣さんとお話しました~!」とラインが入りました。(お部屋がなんとお隣でした!)「お茶する約束もしました~。」翌日には「お隣さんはとても寛容な温かい方たちで・・。ホテル暮らしが私達より少し長いので先輩として色々と助けて頂いています。ホテルは宿泊客も少なくてほとんど貸し切り状態なのでお庭にでて連日喋り通しです。このようにお友達もできて笑って過ごせて本当に楽しい滞在です。色々みんなで情報交換しています。このような機会も与えて下さり、石原さん有難うございます!」皆さんでお友達になれて良かったです。やっている行程が一緒でこれをシェアできる友がいるというのは、本当に心強いですよね。

意外だった筋肉注射

筋肉注射

そしていよいよ、恐怖と言われている筋肉注射の開始となりました。実はお隣さんが少し早くこの注射を開始していて感想を聞いたということで少しは不安も和らいだ?感じです。「私が初回は打ち、2回目は自分で打つのを私が見ているというようにしましょうか?」「そうですね、石原さんが最初やって下さるのだったら安心です。来ていただいて恐縮です。よろしくお願いします」ということで早朝7時に注射に伺いました。「お隣さんに、今日から注射が開始するんですって言ったんです。もし『ぎゃーっ!』っと声が聞こえたら私の悲鳴ですから・・・と言っておきました笑」「今ごろお隣さんも打っていますね。では私達もいきましょう」薬を吸い出す手順を確認しながらお二人とも準備ができました。「はい、ではお尻を半分出して下さいね。消毒しまーす」そしてあまり時間をおかずにぷすっと針をさしました。「入っていってますよ。オイルベースの薬なので少しゆっくり目に入っていきます」「あ、薬が入って行くときには何も感じないです。もっと入って行くときに激痛なのかと思っていました」とのこと。「思ったより全然楽でほぼ無痛」というのが感想でした。

「明日は私が見ている前でしますか?」「いいえ、大丈夫だと思います。今日石原さんに打って頂いたので感触がつかめました。明日は一人でやってみます」「そうですか。それか二人でお互いに注射をしてあげるというのもアリですよね」「えっ・・・でもそれも怖い!よね!?」とお互いに顔を見合わせて苦笑!翌日はお二人とも自分でやってみることになりました。そしてだいたいの打つ場所がわかるように左右のお尻には油性マジックペンで○を書いてあげました。お尻というか腰に近いあたりに打つので、利き腕でない側に打つ時はちょっと体をねじるのに苦労するんですよね。

お尻への筋肉注射の打つ位置マーク

「○○さん(同室のお友達)は注射をするのにどうしても躊躇してしまうんですって。それで勇気付けにいつも「応援ソング」をかけて注射を打つんですよ。」本当に皆さんの注射事情おもしろいです。(ごめんなさい!ご本人は真剣なのに・・・)みんなで爆笑してしまいました。「この件で注射が少し(ほんの少しだけ!)楽しみになりました」翌日「注射は問題なくできました」とメッセージが入り一安心。激痛の採卵といい、痛い筋肉注射といい‘恐怖’だと思っていたことが「実はそんな心配することではなかった」という事を身をもって感じることができて良かったです。

わが子がとうとう私の子宮へ

移植当日。移植前には尿ダメをしないとならなくて1リットルの水を飲むように指示されます。移植部屋には私もPCR検査で陰性であれば同行させてもらえるのでとても有り難いことです。膀胱に尿がたまっているかどうか確認してもらった結果、ちょっと多かったのか「10秒だけ尿を出してきていいですよ」ということで「え~~10秒で止まるかどうかわかりません。勢いよく出ちゃいそうです」「私の事信じて。絶対10秒で止まるから」とナース。「ずいぶん出た感じですけど無くなってないですかね?すごく楽にはなりましたけど」確認してもらったらまだ膀胱にはたっぷりありました。

そうこうしているうちにドクターが登場。今日はトレパン姿でラフな格好でした。「はい、これが今日移植する受精卵ですよ」と写真をくれました。愛しい受精卵。性別の確認をし、それから培養士さんと名前、生年月日の確認、患者さんの名前が書かれている受精卵の入っているお皿がビデオで出てきて、ここでも名前の確認。受精卵の画像も出てきてすーっと管に吸い込まれて行く様子が写し出される。今日この受精卵が彼女の温かいお腹の中に入って、ふかふかベットに根を生やしていくんだなあ。感無量です。

ドクターは受精卵を入れるための道を作るのに管を最初に入れるのですが、定番の管が少しいれずらい感じだったので何回か別の種類の管に変えて挿入していました。やっと管が入り道ができたので培養士さんが受精卵を運んできました。ウルトラサウンドの技師と一緒に移植する位置を確認しながら受精卵を挿入しました。移植は無事終了。最後に「Good luck !」ってみんなが言ってくれました。そして最後にドクターと一緒に記念撮影。ドクターは最近日本人のクライアントさんが「ピースサイン」すると一緒になってやる。それがまたかわいくて・・・笑。

独身女性が精子提供を受ける

「(コロナもあり)約半年間の待機期間は長すぎ、その一方移植の瞬間はあまりにもあっさり来たような感覚でした。聞いていた膀胱我慢大会への緊張感は十分にありつつ、我が子がお腹に入る現実味は実は全くありませんでした。最後に移植時のスタッフさんが包み込むような拍手をして下さって・・・それにはとても感動しました~」

妊娠判定そして、私の人生観を変えてくれた妊活ありがとう

日本帰国後の隔離期間もあり少しおそめの妊娠判定日。「わが子の生命力を信じて待ちます!」そして待った甲斐があり・・・なんと尿検査にて「陽性」が出ました!エコ―でも確認できたそうです。本当によかったよかった。コロナのせいで色々な障害があったけれど一大決心をして移植渡米し、頑張った彼女に拍手です。

「今まで石原さんはじめ、日本でもアメリカでもとても沢山の方に支えて頂いてきました。ありがとうという言葉では言い表せない思いがあり、それを思うとこうしてメールしながらも涙が止まりません。感謝、満足感、充実感、達成感、希望、期待、自己肯定感、どの言葉でもいい表せない温かな思いがあります。SMC(選択的シングルマザー)を覚悟し、妊活を実行して私は人生感が変わりました。妊活をして本当によかったです。未婚でも妊活に踏み切れるだけの具体策を示し、実現させてくださった石原さんはじめミラクルベビーに関わる皆様(ご理解くださるご家族含め)に、心から感謝しています。」
【終わり】


★★★コロナウイルスに関してのミラクルベビー提携クリニックの患者さま受け入れ状況★★★
現在、アメリカ入国後3日間は待機、4日目にPCR検査を受けて陰性であればクリニック訪問が可能です。また移植と採卵前にも再度PCR検査を受ける必要があります。

米国で治療を受けるという選択肢

アメリカの体外受精ならSCRCクリニック

米国は体外受精の成績が世界No.1と言われています。
ミラクルベビーでは、米国での体外受精・卵子提供・精子提供・代理出産のプロセスを安心して行えるよう、日本語でご説明、サポートします。
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