ともこの卵子提供物語その17-注射

2009年11月28日 | ともこの卵子ドナー体験記 |  コメント (0)

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*卵子提供経験者、ともこのブログコーナーです。*

卵子提供者になるための
医療検査を一通り終えた。







結果はパス。







ここの不妊クリニックには、
専属のコーディネーターがいる。
その女性から、これからの通院
スケジュールの確認と、
処方される薬の説明があった。







この薬、実はホルモン剤で、
卵子の成長を促進する。
これを注射器で毎日
投薬しなければならない。







「えっ、自分で打つんですか?」とわたしは聞き返した。
「そうよ、でも、大丈夫。やり方は説明するから。」







彼女は、小さな注射器に薬をいれて、
脂肪の多いおなかに注射する方法を教えてくれた。






(できるかな~)となんだか不安になる。







彼女からは、毎日決まった時間に
打つようにというアドバイス。
注射針はおもったよりも小さくてよかった。







わたしは、昼間働いているし、
5歳の息子を幼稚園に迎えにいって、
それから夕食をとった後の午後7時30分に
注射を打つことに決めた。







初めての投薬。







一人で集中するために、
バスルームに入った。







小瓶に入っている液を決められたとうりの量をはかって、
注射針で吸い取る。
それからお腹ににチクリと刺した。
無事終了。
思ったよりも、簡単にできた。







医院からもらってきた特別の容器に
使用済みの注射器を捨てた。
これはクリニックにもどしてごみ処理をしてもらうためだ。







全てをかたずけバスルームをでた後、
ほっと、胸をなでおろした。


(つづく)

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