アメリカ代理出産の流れ-1 【初回相談から着床前診断まで】

2018年07月23日 | 代理出産 |  コメント (0)

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こんにちは。ミラクルベビー石原です。私は妊娠中に子宮が破裂した経験があったため、アメリカで代理出産の道を選択し子供を授かりました。自分の体験を基に、現在は代理出産エージェンシーとの間にたって、実際に現場に出向き、日本人の方へ代理出産のコーディネート、通訳などのサポートをしています。多くの方から代理出産は日本で一般的に行われていないために情報収集に困っていると聞きます。少しでも皆様のお役に立てるよう、アメリカの代理出産の流れについてご説明していきたいと思います。代理出産はとても長いプロセスなのでシリーズにしていきますね。

 

代理出産ステップ1-ミラクルベビーとの相談

 

LINE電話やビデオ通話、メールのやり取りでご相談を受け付けています。直接お会いしての面談は、2018年は11月24日、25日の週末に東京で行う予定です。予約制となっていますので、是非ウェブサイトのお問合せフォームhttps://miraclebaby.us/contact.htmlからご連絡下さい。

 

1.私石原が代理出産コーディネートをしていく理由

 

代理出産についてはプロセスが長く煩雑ということもあり、代理出産の流れや内容を熟知している人が臨機応変に対応をしていかなくてはなりません。代理出産エージェンシーは専門機関(ドクターや弁護士など)の紹介やステップごとのフォローアップはしますが、実際のところは9割はそれぞれの専門機関と患者本人が英語でやり取りをしていかなければなりませんので、そのやり取りを石原が日本語でコーディネートしていきます。

 

私がご紹介している代理出産エージェンシーはアメリカの大手の代理母登録を多く持つ経験の長いエージェンシーです。エージェンシーによっては、代理母とのマッチングに数カ月の待ち時間が掛かったり、登録数がすくなかったりとかなりの差がありますが、私の経験から言うとマッチングまでの時間は他と比べかなり早いです。

 

2.ミラクルベビーとの相談

 

さて、ミラクルベビーとの相談時には、以下のようなことをお話しします。

 
A. なぜ代理出産を希望されるか
医療的理由、身体的理由などがあればお知らせ下さい。母体が高齢であり妊娠中、出産時のリスクが高いということも代理出産をお願いする理由として受け入れることができます。

 

 
B. 費用
代理出産の費用は代理母の在住地、代理母への謝礼金、お子さんの健康状態、単胎か双子か、その他の状況によって変わってきます。どのように受精卵を作るか(自己卵子・精子、ドナー卵子・精子)によっても変わってきます。これらの理由から、代理出産の総額の見積もりははっきりと出すことが難しいのですが、起こりうる状況についてのご説明とそれぞれの金額は出来るだけ詳しくご説明させていただきます。

 

 
C. 流れ
今回書くブログで分かりやすく説明していきます。また、私石原との相談の前に資料をお読みいただくことが可能であれば、相談時に質疑応答ができ、効率がよいかと思います。

 

 
D. 受精卵をどうやって作るか
自己卵子、自己精子、ドナー卵子(匿名の卵子ドナー、または知人などの卵子ドナー)、ドナー精子(精子バンクから精子を購入する、または知人などの精子ドナー)のどの組み合わせで行うのかということですね。ドナー卵子、ドナー精子の両方を使うこともあります。つまり自分達とは全く遺伝子的につながりのない子どもで、なおかつ代理母が出産するというケースもあります。シングル女性、シングル男性、LGBTの方々も代理出産をしてもらうことが可能ですので、それぞれ、どういう状況かによりドナーの必要性が出てくるでしょう。

 

依頼者様の奥様が高齢で自己卵の使用を希望されている場合、受精卵の着床前診断を受けることをお薦めしています。この場合、染色体異常を起こしていない健康な受精卵ができるまで、複数回、採卵や体外受精を行う必要が出てくると予想されます。

 

中には最初から「移植する受精卵は、卵子年齢40歳以下のみ」と条件をつけるシビアな代理母もいるくらいで、成功できるかは彼女たちも気になっています。なぜなら、代理母達の喜びは妊娠・出産することだからです。何度も移植する、妊娠に至らない、流産を繰り返すことになれば、それなりに代理母の体の負担もありますね。

 

卵子、精子の提供元がどこにあるかは関係なく、代理出産の場合、代理母を紹介してもらうときには移植可能な受精卵がすでに凍結されていると、一番効率がよく、お金の無駄がなく進められます。

 

凍結受精卵があるとよい理由はいくつかあります。

1.代理出産エージェンシーに代理母の紹介をしてもらう際に、凍結受精卵がすでにある人にマッチングの優先権があります。

2. 凍結受精卵がない場合、できるまでの時間を代理母に待ってもらうことになりますが、その待ち時間の長さの保証は無く妥当な時間を超えれば、代理母の気持ちの変化が起こることがあります。

3.フレッシュ受精卵の移植も可能ではありますが、代理母とのサイクルがうまく合わず移植ができなかった場合には、医療費のみならず他の費用も無駄になるリスクがあります。

 

ここでよくある質問です。日本にある自己卵、自己精子で作った凍結受精卵をアメリカに送って代理母に移植できますか?と聞かれますが、現在の所、答えは「NO」です。FDA(U.S. Food and Drug Administration) というアメリカ食品医薬品局といってアメリカ合衆国保健福祉省配下の政府機関があるのですが、ここでは、代理母に移植する受精卵はアメリカ国内で作られたものでないといけないという規則があります。つまり、採卵・採精からアメリカで行わなければなりません。第三者に移植する受精卵については特に規制や検査が厳しいのです。

 

代理出産ステップ2-初回渡米

 

 

1.クリニック訪問

 

ドクターに会い初診を受けます。このドクターに代理出産の試みと、どのように受精卵を作りたいか希望を伝えます。このドクターは採卵、体外受精、代理母への移植をし、妊娠10週目ほどまで代理母をモニターしていく担当医となります。

 

自己卵、自己精子で受精卵を作る場合、奥様の諸検査、ご主人は諸検査と採精があります。

 

2.代理出産エージェンシーに会う(オプション)

 

アメリカの大手の代理出産エージェンシーをご紹介いたします。渡米されている期間に面談が可能ですが、必須ではありません。この時点の面談の目的は、将来的に代理出産プログラムをそこで進めるためにお互いの紹介、そして代理出産に関しての質問に回答してもらうことだけで、代理母の紹介のためではありません。またこの時点で代理出産エージェンシーとの契約をする必要はありません。

 

代理出産ステップ3-受精卵をつくる準備

 

 

1.ミラクルベビーと契約

 

帰国後、代理出産へ進むという決断をされましたら、ミラクルベビーと契約をします。

 

2.受精卵を作る

 

このステップに関しては、

・自己卵+自己精子

・自己卵+精子ドナー

・卵子ドナー+自己精子

・卵子ドナー+精子ドナー

の組み合わせがありますが、今回は自己卵+自己精子で凍結受精卵を作る進め方を説明していきます。

 
A. 採卵サイクルに向けカレンダー作成
自己卵を採卵するにあたり、検査や検診の結果が問題なければ、採卵にいつ来れるのかをお知らせいただき、それに向けていつから何をしたらよいかのカレンダーをもらいます。採卵渡米は12日ほど必要です。

 

ご主人の精子は、凍結されたものを受精に使用できるかどうかのアドバイスがクリニックからあります。フレッシュで臨んだほうがよいと勧められる場合は、採卵前日までに渡米する必要があります。

 
B.薬の郵送
必要に応じアメリカの薬局から薬の郵送をします。薬(注射)の打ち方はビデオで日本語で見ることができます。
C. 日本で検査を受ける
日本では血液検査やエコー検査を受けて、結果を報告して頂きます。排卵誘発剤の開始から5日目で渡米していただきます。

 

 

代理出産ステップ4-採卵渡米

 

1.採卵・着床前診断へ

 
A. 渡米後も通院
渡米後もこちらのクリニックで卵胞の成長具合を見ていきます。血液検査やエコーを受けて、採卵に適した時期をドクターが判断します。採卵の同意書にサインをして頂きます。

 
B. 採卵
ご主人がフレッシュの精子の使用を希望されている場合には、採卵前日までに渡米、採卵当日に採精していただきます。採卵は日帰りで行います。ミラクルベビーも同行して日本語で説明をしますのでご安心下さい。採卵後はホテルまでお送りします。ご主人がご不在の場合でもお食事の心配などなさらないように、買ってお持ちすることもできます。

 
C. 回復の確認のための検診
クリニックには採卵2日後に回復の確認のために行き、血液検査とエコーを受けて頂きます。結果に問題がなければ帰国できます。

 
D. 体外受精、顕微授精
採卵後は精子と受精させ、3,5,6,7日目に受精の状況を見ていきます。エンブリオスコープという機械を利用することもオプションであります。受精卵がどのように成長をしていくかの映像を1日に何枚も納めて異常な動きをしている受精卵の判別をすることが可能で、一番よい動きをしている受精卵を選別することで成功率を高めます。

 
着床前診断という受精卵の染色体異常を調べる検査もオプションです。代理出産を受ける場合、ミラクルベビーのクライアントさんはほぼ全員がこの検査を受けています。受精5,6,7日目は、胚盤胞になっているもの、退化していっているものの判別がついている時期です。この時に胚盤胞になっているものは着床前診断に回します。それがいくつあるのかの連絡は、クリニックからあります。着床前診断に回す受精卵はすべて凍結します。10日から14日で染色体異常を起こしていない受精卵がいくつあるか、何の異常があったのか、一つ一つの受精卵の性別の記載があるレポートが届きます。

 

着床前診断の結果、複数個の移植可能な受精卵があればうれしいですね。1回の移植でうまくいかなくてもすぐ次の移植に向けて準備ができるからです。

 

第2回目は、着床前診断の結果が出てからの流れを説明しますね。第2回目はこちらからhttps://miraclebaby.us/blog/dairi-shussan/dairisyussan-nagare2/

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