次の日、ドクターから電話。
「6個の卵子のうち受精は4個しました。」
2個は受精できなかった。
ちょっとがっくりだった。
精子は見た目の状態はよかったようだが
やはり私の卵子が問題だったのだろうか。
なんたって、39歳の卵子だから
限界があるのだろうか?
いやいや、前向きにならないといけない・・・。
すぐ主人に電話したが電話に出ない。
なぜ全部が受精できないのか、頭の中が
ぐるぐるかけめぐっていた。
が、しかし明日は代理母が到着するのだ。
気持ちきりかえなくっちゃ。
どんな反応をしめすか、私の電話を待っているだろう。
「今回は4個受精できたってよ。
これが明日までもってくれるのかね?」
「ま、大丈夫でしょ」
「でもさ、明日までに受精卵全部死んじゃったら
ここに来る意味ないよね?」
「それはないでしょ。
ま、そのときは1週間会社も休みとったことだし
充分休んで帰らせてもらうよ」
そんなのんきなこといっちゃって。
全部受精卵なくなっちゃったら、思いっきり落ち込んでいる
くらーいムードの家になんかいたくないよ、きっと。
ウルトラサウンドで卵胞が前回よりたくさん見えたときには
かなりエキサイトした私であったが
すこしでもうまくいかないことがあると
やはり不安になってしまう。
4つすべてが生きていてくれますように・・・。