米国で15年以上、精子提供のコーディネートをしているミラクルベビー石原です。
みなさんは、第三者の精子ドナーを使う場合、遺伝に関する検査がどれくらいされているのか気になりませんか。アメリカではお子さんを作る前に遺伝性疾患の保因検査をすることが可能です。
保因検査とは何でしょうか?
お子さんが遺伝性の疾患を発症するリスクがあるかを見るために行う検査なのですが、精子を提供する人(精子ドナー)、卵子を提供する人(ご自身)がそれぞれ保因検査をすることで、その二人が遺伝性疾患の保因者であるかどうかがわかります。二人の結果により、お子さんへの遺伝の可能性を見る事ができます。
保因者とは?
保因者とは病的遺伝子をもっているが発症しない人を言います。健康なので検査をしない限り誰もわかりません。
ミラクルベビーの提携医療機関では、精子提供を受ける方でご自身の卵子を使用される方にこの保因検査をして頂いていますが、なんらかの遺伝性疾患の保因者である方は結構な確率でいらっしゃいます。中には2-3種の保因である方もおられます。
かたや精子ドナーも精子バンクで同じく保因検査をしていることが多いのですが、検査項目数は各ドナーにより違っています。もし保因がある場合、精子ドナーの情報欄にはきちんと記載があります。その精子ドナーを選択しても子供に遺伝の影響がないのかどうか、その点を確認しながら精子購入に進めていきます。いつでも遺伝カウンセラーと相談することが可能ですので、納得した上で精子ドナーを決定することができます。
自分の家族親戚には、遺伝性疾患にかかっている人はいないし、自分は無縁だとお考えの方も多いのではないでしょうか。私も以前はそうでした。でも、クライアントさん自身が保因者であること、精子ドナーが保因者であることは決して珍しくないので、検査を受けなければただ知らないだけで割とあることなのだと実感しています。
症状がなく気が付かない保因者
幼年時の死亡の10%は遺伝子病を受け継いだ子供だそうです。毎年何百万人もの健康な親たちが、わが子の誕生時に生命に関わる遺伝子疾患を持って生まれたことを知り驚くことをご存知でしょうか。この両親は実は同じ遺伝疾患の保因者なのですが、普段健康で症状がないため子供が生まれるまで気がつくことがないのです。
リスク回避のためにあなたも検査を
ミラクルベビーの提携医療機関では精子提供を受けるクライアントさんが健康な赤ちゃんを授かるために、この保因検査でできる限りリスクを回避するようにしています。精子提供を受けるということは、ただ自分の気に入った精子ドナーを精子バンクから選んで人工授精や体外受精を試みるという事ではありません。大切なのは医療機関を通じて行う場合には、医療的に専門家からアドバイスを得られる事、できるだけ安全にお子さんを授かるための必要な検査を行える事が大きなメリットだという事です。そして検査は精子ドナー側だけのものでなく、あなた側も受ける必要があるという事です。
精子提供についての個別相談会のお知らせ
日時:2023年11月25ー26日(土・日)
時間:お一組さま 1時間半枠 (予約制)
料金:1万円(ご相談日より3か月以内に弊社へプログラムお申し込みいただいた方にはコーディネート費用の一部にあてさせて頂きます)
場所:東京都港区
プライバシー重視のため個別相談会になっております。
お問い合わせフォームからご連絡下さい。
米国で治療を受けるという選択肢
米国は体外受精の成績が世界No.1と言われています。
着床前スクリーニングも初回の体外受精から受けることが可能で、効率よい治療が受けられることがメリットです。
ミラクルベビーでは、米国での治療を安心して行えるよう、日本語でご説明、サポートします。
お問い合わせやご質問はお問い合わせフォームからご連絡下さい。
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