シングル女性がアメリカの精子提供で子供を持つ方法

2019年01月21日 | 精子提供 AID 精子バンク |  コメント (3)

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アメリカ精子提供情報「ミラクルベビー」
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こんにちは ! ミラクルベビー石原です。今日はシングル女性が子どもを持つための精子提供のお話です。

妊娠するために積極的に治療に取り組むことは、女性としてとても素晴らしい決断の一つと言えます。人の一生はあっという間に過ぎるもので、それゆえ繁殖能力のある期間は短いというのは事実です。自立して生活しているということに満足していても、子供が欲しいという思いを常に抱えているということに気づかされることがあります。理想的なパートナーが良いタイミングで現れない、妥協して結婚したくない、子供を持つという夢をあきらめたくないと、時々考えることもあるでしょう。出産は結婚してからという順番ではなく、生殖医療の助けを借りて子供を持つ道を自分なりに進めたいと考える女性も増えました。

日本では現在、残念ながらシングル女性が子供を持つための医療行為を受けることが出来ませんし、そもそも認可された精子バンクというものがありません。そのため、多くのシングル女性がアメリカに精子提供を受けに来ています。以下にアメリカでの精子提供についての基礎知識をまとめます。

 

生殖機能の検査を受け、自分の体の妊孕性(にんようせい)を知る

精子ドナーの助けをかりて妊娠したい、または自分の卵子を凍結したいと考えている場合は、今現在のあなたの生殖機能がどのような状態なのかを明確に知る必要があります。生殖医療の専門家が、あなたから医療歴、生活習慣、生理の周期、性生活に関する情報を得て、血液検査でホルモン値を調べます。妊娠に適した体かを確認するための基本検査をし、またエコー検査で卵巣の状態と卵子の数を調べます。検査結果によっては、医師からほかの検査を受けるよう指示があるかもしれません。このように、医師はあなたの女性の生殖器官における検査結果と体の状態を踏まえて、あなたに合った治療計画をたてます。

 

精子ドナーの利用を決断:あなたが知っておくべきこと

子どもが欲しいとはいえ、精子ドナーを使っての妊娠という選択にあなたは躊躇してしまうかもしれませんね。中には精子ドナーを使っての妊娠・出産を応援してくれる友人や家族がいる女性もいます。もしあなたの知り合いである友人や(血のつながりのない)親せきを精子ドナーとして利用する場合には、子供の家族と精子ドナーの法的関係を明確にするために、法的な書類を作成することを義務づけられています。親となる依頼者と精子ドナーそれぞれに弁護士をつけ、ドナー契約を結びます。

一般的には、匿名精子ドナーが多く登録されている精子バンクの中から選びます。身長、体重、髪質、目の色、人種、血液型、本人や家族の病歴、教育履歴などの情報をプロフィールで見ることができます。多くの精子ドナーは写真を公開しています。登録されている精子ドナーは、詳細に渡る健康に関するスクリーニング、遺伝子病検査、心理鑑定など様々な検査を受けています。匿名精子ドナーを使用する場合には、ドナー契約は必要ありません。

 

シングル女性のための治療とその選択

あなたの生殖機能がどの程度あるのかがわかり、精子ドナーを決めたら、次のステップへ進みましょう。上記の検査結果を元に医師が提案する治療方法について話し合います。一般的にシングル女性には次のような治療の選択肢があります。

 

1.ドナー精子を使って人工授精(IUI

人工授精は、特に生殖機能的に問題が無い若い女性が最初に試す治療です。人工授精は体への負担が軽い手頃な価格の治療法で、慎重に処理された精子を非常に細いカテーテルを使って女性の子宮内に直接注入し受精の補助をします。人工授精は、排卵誘発剤を使う場合と使わない場合があります。自然サイクルでの人工授精は、排卵誘発剤を使わずに女性の排卵に合わせて精子を注入します。人工授精を2回以上試しても妊娠に至らない場合、排卵誘発剤を使って卵巣を刺激し、排卵の補助をし、人工授精の治療を行います。

人工授精成功率は、他の不妊治療同様、女性の年齢、不妊の原因となる因子があるかどうか、女性の健康状態によります。35未満の女性の成功率は一般的に、各サイクルにおいて10%〜20%です。

 

2.精子ドナー/卵子ドナーを使った体外受精(IVF

あなたが35歳以上、または複雑な不妊の問題を抱えている場合は、体外受精はあなたにとって最良の選択になるでしょう。体外受精では、通常、卵巣を刺激し複数の卵子を成熟させるために排卵誘発剤を使用することから始まります。その後経過を見ながら、排卵を促す“トリガーショット”というホルモン注射をします。麻酔をかけて採卵が行われ、短時間のうちに終了します。採取した卵子はラボでドナー精子と受精させます。受精された卵子は受精卵とよばれ、その後成長過程を監視しながら3〜5日間培養されます。次の治療として、一番質の良い受精卵を女性の子宮内に移植します。これが受精卵移植です。移植には通常麻酔は使用しません。残った受精卵は、質にもよりますが後日使用するために凍結することも可能です。移植後、約10日ほどで妊娠判定検査を受けます。

もしあなたの卵巣機能と卵子の質が良ければ、あなた自身の卵子とドナー精子を使った体外受精は、非常に効果的な治療となります。また、高年齢の女性や卵巣機能があまり良い状態ではない方も、卵子ドナーを使うことによっての体外受精で妊娠する確率をかなり高めることができます。

卵子ドナーを使用する場合、あなたが選んだ第三者である若い女性ドナーに誘発剤を投与し採卵します。受精卵はあなたが選んだドナー卵子とドナー精子から作られます。このようにしてできた受精卵をあなたの子宮に移植し、あなた自身が妊娠するのです。

 

3.精子ドナーを使って体外受精、代理母に妊娠・代理出産してもらう

もしあなたに自分の子宮や健康上の問題があり、自分の子宮で子供を妊娠・出産することが困難な場合でも、子供を持つチャンスはあります。代理母の助けを借りれば、あなたの遺伝子を引き継いだ子供を授かることができるのです。体外受精サイクルでは、あなたは卵巣刺激のために薬を投与していき、代理母は子宮の環境を整えるために薬を取っていきます。受精卵は、あなたの卵子とドナー精子によって作られ、その後代理母に受精卵が移植され、代理母が妊娠、出産する方法です。

 

4.卵子/受精卵の凍結で自分の将来に備える

いつかは母親になりたいと考えていても、子供を持つのにベストなタイミングが来るまで待ちたいと考えているシングル女性も多いと思います。今は、勉強や仕事に熱心に取り組んでいるかもしれないし、理想のパートナーが現れるのを待っている時かもしれません。これまで上記で説明した治療以外には、卵子の凍結という方法があります。卵子の凍結で将来子供ができるという保証はありませんが、今のあなたの年齢での卵子を保管することができ、数年後あなたが年を取っても、卵子年齢は保管時の年齢なので、妊娠する確率はより高くなります。卵子を凍結しておけば、将来受けるかもしれない不妊治療の際にかなり出費を抑えることができます。おそらく卵子の凍結は今後もっと普通のこととなり、凍結卵子の保管料も下がり、たくさんのクリニックが様々な支払方法を提案するようになり、若い女性でも卵子を凍結できるようになるでしょう。

もう一つ別の方法としては、受精卵の凍結があります。あなたの卵子とドナー精子で作った受精卵を将来の受精卵移植のために凍結します。凍結受精卵を使う方が、卵子のみ凍結して体外受精した場合よりも成功率が高いのです。今すぐにではなく数年後に妊娠したいと考えている女性にとって受精卵の凍結は非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。

 

精子提供を受けシングルマザーになるという決断は、ご自身でされる方もいらっしゃれば、ご両親の応援がある方もいらっしゃるでしょう。どのような場合でも、あなたの人生において最良の選択をするために様々な選択肢があることを知るのは大切なことです。将来のことを考え、自分のペースで子供を作るタイミングを選び、自分で出来る事は出来るうちにと行動を起こすのは素晴らしいことですね。妊娠と将来の計画について医師に相談することを決してためらわないでほしいと思います。

 

ミラクルベビーでは、シングル女性が安心して安全にアメリカで精子提供を受けられるよう、精子バンクでのドナー選びのサポート、精子購入、治療のご説明、クリニックへの同行などコーディネート全般を日本語で行い、女性スタッフが全行程に付き添い、サポートをします。お問い合わせはこちらからどうぞ。

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