代理出産体験記その20-初めての採卵

2010年02月23日 | 石原理子の代理出産体験記 |  コメント (0)

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今回の薬のオーダーはFreedom Fertility Pharmacyというところで
することにした。
こちらがサイト






あー、Gonal Fはどこも高い高い・・・。
軽く数千ドル。






8個の卵胞は最後まで数を増やすことなく
このままだった。







代理母のほうはいつも子宮内膜は順調に厚くなる。
「私は妊娠しようと思ったらすぐできるタイプよ」
といっていたこともまんざらうそじゃないかもね。
今は私の採卵が無事終わり、受精がきちんとでき
受精卵ができるのを待っているのである。







今夜は最後の注射でもあるHCGショット。
前回はここまでたどりつけず
キャンセルになってしまったので、HCGはこれが最初。
これは採卵の36時間前ぴったりに打たないといけないのだ。







明日はもう注射はない。
そしてあさって採卵。







採卵は全身麻酔なので、前の日の夜中から食べたり飲んだりは
いけない。







精子は、採取の数日前に一度体外へ出しておくことを勧められた。
フレッシュなものを望むためだ。







採卵前は麻酔の先生がきて、いくつか質問がされたが
いつ麻酔が入っていったのか、なんだか途中でぼーっとしてきて
知らぬ間に採卵も終わっていた。







「あ、うたたねしちゃった」
と思ったらすでに採卵まで終わっていたのでびっくり。
なんとも採卵の行為自体は20分もかからないらしい。







ナースが「気分はどう?」と声をかけてくれる。
「ぼーっとしていますが、痛みはないみたい」
と答える。
やたら口の中がからからするので
水をもらう。







しばらくするとドクターがきて
「卵胞は8個取れましたが卵子は6個でした。
ご主人の精子も状態はよいようで、受精の結果は明日
連絡します」と。






卵胞が空の場合がたまにあるので、それは仕方がない。
この6個の卵子が全部うまく受精してくれますよーに!








やっとここまでたどりつけた。
じーんと胸が熱くなった。
私たちの子供、生命の誕生が今日ここで始まるのだ。
「やったよ、やった!」

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