3ヶ月がたち、今度こそ私の卵巣は刺激に応じてくれる
ことをひたすら祈り・・・でも本当はとってもとっても
こわかったこの3ヶ月だった。
生理がきた!
ドクターに会う日がついにきた。
「また、よろしくお願いします!」
朝 Lupron 夜 Gonal F, Repronexを投与。
朝のLupron はなんてことはない。注射針も小さいし、
逆に注射で眠い目もさめるくらいでちょうどよい。
でも夜の注射はもともと夜が苦手の私には
とても厄介に感じた。
疲れを感じている夜に、神経を集中して
薬を投与することがとても大変だった。
いつも夜10時に時間設定をして主人の部屋に
いき、薬を注射器にいれ準備。
お尻を出し、腰のあたりを消毒液でふいてもらう。
前回のサイクルからスタートしたので
2度目の試みでもあり
主人も少し余裕がでてきた。
その余裕がいけないほうにでてしまい、
なんとあるひ、私のお尻の下のほうに
注射器をさしてしまった。
「ぎゃああああああ!!!」
痛い痛い痛いいいいいいっ。
消毒液でも拭いていない部分だし
何を勘違いしたか、もう信じられない!のひとこと。
もう痛さで何が起こったかわからないくらいだったけど
慎重に打つ場所を見極めて欲しいよね、まったく。
2週目、卵胞のチェックに。
今回は8個くらいみえている。
なんか卵胞同士がみえかくれしているので
大体の数しかわからないが、
確かに前回より全然いい!
たまごちゃん、がんばっておくれ。
このまま順調に育ってくれれば
採卵も可能だといわれ、
ほっと胸をなでおろしてしまった。
代理母へ電話。
「今回は大丈夫そう。8個は今日見えたから・・・」と伝える。
彼女もEstrace をとっていて子宮内膜の準備をしている。
「私の進み具合により(数日後のチェックアップの結果次第で)
採卵日も大体いつくらいかわかるらしいよ」
「で、そのときには行かなくていいの?」
「いいらしよ、移植は採卵から3-5日目らしいから
その移植の前日でいいんだってー」
「じゃ、会社には採卵が決まってから休みとるように
届けだすわ」
どうにかあと1週間くらいで採卵になるといいなー。
初めての採卵。痛いのかな?ウルトラサウンドではみえてるけど
全然とれないってこともあるのかな?
不安もいっぱい。
次回はIVFのお金も払わないといけない。
薬といい、ン千ドルごとにお金がとんでいくのだ。
これだけのお金が飛んでいくのに、成功するかどうか
わからない・・・。
次回の失敗は考えたくないが、精神的にこの不妊治療に耐えられるのだろうか。
(続く)