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代理出産体験記その15-絶望感

帰りの車の中、どうやって主人に話そうか考えていた。

代理出産を決めてから、夢を抱いて
私たちにも道があったことを
あんなに喜んでいた彼。

「これにかけようよ」
成功する気になっていた私たち。

卵巣も子宮もだめだとしたら、私たちには
養子という選択肢しかないのか。

ドクターはそこまではまだ何も話してくれなかった。

数ヵ月後の次回のトライまで自分の精神が持つかという
気もちにもなっていた。

代理母の妹も、結果を楽しみに待っているのを知っていた。
彼女もドクターの指示通り、子宮の内膜を厚くするよう
準備に入っていた。

なんてこった・・・。

こんな一人のいらいら、絶望をかかえひとり家に帰るが
耐えられず、車を駐車して車の中から
彼の仕事場へ連絡した。

「ねえ、私の卵巣薬に反応しなくて、今回は卵子が
数ができてないって。」

「ふーん」(なによ、その返事は)

「だから、今回のサイクルはキャンセルして
次回にかけたらって、先生が」

「いくつできたんだよ」

「3つ」

「それでやろうよ」

「でも3つの卵子が見えてもそれが受精する確率と
移植できる質かってことを考えたら、うまくいってひとつ
移植できるかだって。
だから、そのひくい可能性に多額のお金をかけるのかって
いうことよ」

「そうか・・・・」暗い、暗い返事である。
お金があったらこんな低い可能性でも試すのにね。
とにかく、ここで無駄となるであろうサイクルに
何千ドルもかけられない。

「じゃ、数ヵ月後に頑張ろうよ。まだドクターに絶望といわれた
わけじゃないんだからな」

励ましてくれたので、なんとか運転する元気になった。
あとは・・・妹への報告である。
みんなが協力してくれて応援してくれたのに
なんとも情けない結果で気が重いのである。
*続く*