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採卵15分前のハプニング

昨日の続編です。
*****

なんと卵子提供者の住んでいる地域が山火事なのだ!!!
真っ赤に燃える炎がショッキングだった。
「う、うそでしょ???」
これに巻き込まれていたらど~~うしよう。

火事と彼女の住んでいるところが
どれくらい近いのかわからないのだが
電話に出られないのも非難している最中かもしれない。
と思ったら、急にあせりだした。

受付のおねえさんに、「あなたの患者さん、まだこないわねー」
と言われたので
「彼女の住んでいる地域が山火事みたいで、遅れているので
いやな予感がしてるんです。電話にメッセージ残しても
電話かかってこないし・・・。」

その時点ですでに12時になっていた。

というときにドクターが「Hi!]とやってきた。
「彼女まだ来ていないんです!今テレビで山火事をみて
心配になっているんですけど。」
「採卵は12時半だけどまだ時間があるから大丈夫だよ」
「で、でも彼女電話もかけてこないので、何か起こってたら
どうしようと思って」
ドクターはどうしてどーんと構えていられるのだろうか?

2回もメッセージを残したが連絡なし。
ま、ま、ま・さ・か、採卵はすっぽかさないよね?
彼女がそんなことをするはずがないと思いながらも
余計なことを考えてしまう私。

12時15分。
彼女の採卵に関与する病院のスタッフが
みんな集まってきてしまった。
「まだなの~?」
「すみませんっ!」

何か絶対起こった、と確信したときに
エレベーターが「ポーン」と音を鳴らして
誰かがおりてきた。

「きたあ!」
彼女を見てこんなにうれしかったことはない。

あせった顔で
「すみませーん!」
「どうしたの~?心配したわよ」
「タクシーの支払に手間取って、車も一時停止できなくて
ぐるぐるこの当たりまわってたんです」
「携帯も出ないからどうしたのかと思って」
「急に電話がサービスが入らない地域に入ってしまって・・・
電話もできませんでした。」
ハプニングが続くものだ。

おかしなことに私が心配していた山火事など、彼女は知らなかった。
よっぽど遠いところだったのだろう。
私の取り越し苦労の話をする間もなく、
書類のサインもぱっぱと済ませなくてはならず
すぐに奥の部屋へと呼ばれた。