卵子提供者の選定

2008年05月08日 | 卵子提供 |  コメント (0)

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「Miracle Baby の日々の業務、今日こんなことありました等をブログに書いて~」というご要望にお答えして、卵子提供の依頼者のご夫婦や、卵子提供者との日々のやりとりや感じたことなど、載せていこうと思っています。



もちろん依頼者のご夫婦、卵子提供者の方は基本的に匿名ですから、個人を特定する書き方は致しません。



さてさて、現在、卵子提供者を選定する段階のご夫婦がいらっしゃるので、選定方法についてのコメントです。



「みなさん、どんなことを基準に選定するのでしょうか?」と卵子提供者の方から、よく聞かれます。



これは、全員一致する基準はありません。



何組もの依頼者の方の選定方法をみていたら、千差万別でした。



まず、血液型の一致。



これは日本という国が血液型というものにものすごい執着心があるので、これは日本に在住されているかたは必須と考えられているようです。



これは、子供の血液型を、夫婦間から生まれてくるべき血液型にしないと、あとでおかしい、ということになるってことなんです。当たり前のことですが。



でも、こちらに在住の日本人の奥様で外国人のだんな様というケースはちょっと違います。



最初は奥様は「どうしても血液型は合わせたい・・・」とのご希望。



だんな様は「自分の血液型さえ、今までずっとしらなかった」ので、



奥様が「気にする」ことを



「どうして?そんなこと」



と思ってしまうそう。



奥様のこだわりがどうしても理解が出来ないご様子です。



まわりのアメリカ人に「血液型は?」と聞いてもほとんどの人が「知らない」と言います。彼らの中では重要でないのです。



奥様のほうも最初は気にしているのですが、そのうち卵子提供者の方の写真やプロフィールなどを見ていくうちに、考えが変わってきたりします。他の条件のほうが、重要になってきたりするのです。で、最終的に全然血液型がマッチしない方を選んだケースがほとんどです。



あとは奥様が「背格好が私に似ている方」としてみてらっしゃるケースもありますが、これは選んだ段階で「全然似てない人」を選んだりしていますので、卵子提供者のプロフィールを見ていくうちにだんだんと考えが変わっていくのです。



家族の病歴など(これはほとんどの方がチェックしていますね)も挙げられます。結構祖父母が癌でなくなったというケースは多いです。



それと、印象が元気なかた、スポーツをしている方、または得意としている方



などなど。




私は一人一人に会ってインタビューしていますので、出来る限り、ご夫婦に印象を説明してさし挙げられるように努力しています。



卵子提供者がお子さんだった時の写真は結構喜ばれます。お子さんの顔を想像しやすいみたいですね。

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