卵子提供者が打つ薬

2008年05月07日 | 卵子提供 |  コメント (0)

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卵子提供者が打つ薬


現在行っている卵子提供プログラムのケースで、
今日はドナーの方と一緒にドクターのオフィスへ行ってきました。
今日から薬開始です!
彼女はちょっぴりナーバスになっていたかな?
もちろん、今まで自分で注射を打ったこともないのですから最初怖いのは仕方ないです。
私も自分自身の体外受精で3サイクルやったので経験はありますが、最初はびびりました。



バースコントロールピルをしばらく飲んでいましたが、
この薬を開始する2日前から、飲むのをやめるようにドクターから
指示が出ていました。
そして今日からこの方が打つのはLupron,Menopur, Gonal-F
という3種類の薬です。



ホルモンの数値によってなのですが、この方は若干高めの数値が
でたのでこの3種類の薬を同時に始める方法をとるとのこと。
Lupronを先に何日か打って、その後残りの2種類を始めるケースが
ほとんどですが、人によります。



2種類の薬を混ぜる場合もありますので、2本になることも
ありますが彼女は3本です。



Lupronは毎朝打ちます。
今日はドクターがお手本という形でドナーの方に打ってくれました。
「何にも痛くない」との感想でした。
針はとても小さいものです。
写真の一番右の注射です。
卵巣の働きを抑えるものです。



Menopur, Gonal-F は毎晩打ちます。
夜7時くらいから12時の間だったら、何時でもよいとのこと。
ちなみに私は慣れてくると注射に対しての恐怖がなくなって
しまうのと同時に、いいのか悪いのかちょっと余裕などでてきて
しまって打つのを忘れてしまいそうになったので、時間を決めていました。
「夜10時 イコール 薬」という観念を頭に植え付けることをしていました。
なので、ドナーの方にもそうアドバイスはしています。
この薬は卵胞を大きく成長させるものです。



大きい注射針を薬と水を混ぜるのに使います。
針をみたときにはドナーの方は、「ひえー!」と思わず叫んでいましたが、
打つときには小さな針に変えます。
これで、「ほっ」としていました。
これもドクターがお手本を見せてくれましたが、「痛みはほとんどなし!」とのこと。
良かったです。



打つ場所はおへその脇辺りのぷよぷよの脂肪がある辺りです。
採血のイメージがあり注射というのは血管を探さなくてはいけないと
思う人がたくさんいるようですが、その必要はありません。



次は1週間後、またドクターのところにいって超音波で卵胞が
いくつできているか見てみます。



そのときにどれくらいのスピードで卵胞が成熟しているかにより、
その後のだいたいの通院などのスケジュールもわかります。



どんなケースもここまで来ると依頼者のご夫婦も、
ドナーの方が無事に採卵までたどり着いてくれるよう、祈るばかりです。



さて、気になる副作用は・・・
Lupron は頭痛や気分が不安定になるなど。
Menopur, Gonal-F は胸が張った感じがする、卵巣が腫れる人もいます。
薬をどれだけ投与するかはドクターにより違います。



あまりひどい副作用が起きないようにドクターのところに定期的に通院して
モニターしていきます。

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