こんにちは。エッグドナーコーディネーターのミラクルベビー石原です。今日は初めてエッグドナーとして卵子提供に協力をしてくれたドナーさんからの体験談をご紹介します。
石原さん、今まで有難うございました。はじめての経験でしたが採卵まで終わりエッグドナーをやってみて達成感があり、やって良かったという気持ちです。
エッグドナーをしてみようかと思った最初のきっかけは、私の親戚が子どもが出来なくて悩んでいるというのを母から色々聞いていたので、自分が何かそういう人のために出来ることがあるのかと思っていて検索をし卵子提供を見つけたことです。アメリカではエッグドナーとして多くの若い女性が卵子提供の協力をしているという記事も読みました。またエッグドナーになるには年齢的な制限もあり、今しかないと思いました。
ミラクルべビーさんのウェブサイトを見てエッグドナー登録の問い合わせをさせていただいた後、石原さんから説明を受けて登録のためのインタビューをして頂きました。詳しくお話を聞いた後、私にもできるかなと思って登録をお願いしたのですが、1週間ほどで連絡がありました。なんと私をドナーとして気に入ってくださっているご夫婦がいらっしゃるということ。「本当ですか!」と、とてもうれしく思いました。こんな早くにお話を頂けるなんて思ってもいませんでした。
学校の授業が朝からある曜日もあったのですが、病院でのアポはほとんどが早朝6:30から入れられるということだったので、授業に遅れる心配がなくできるということも良かったです。どうしても遅れる日には、病院からドクターズノートを出してもらいました。
私は車がなかったのでUberでの通院となりましたが、時には石原さんの車で一緒に行って下さって車の中で色々なお話を伺い、私の緊張と不安はだんだんほぐれていきました。
注射は思ったより簡単でした。今まで自分で注射を打ったことが無かったので出来るかなと不安でしたが、ビデオを見ながら数日やっていくうちにすぐに慣れました。お腹に針を刺すのですが針は短く痛みもそれほどではありませんでした。
採卵が近くなったころは1日おきに病院に検査をしに行ったので、病院の血液検査の人とも顔なじみになって皆さんでリラックスさせてくれました。最後の方はお腹が結構張ってきたのですが、ナースの方に「お腹の張りは卵胞が大きくなってきているからですよ、採卵までもう少しですからね」と声をかけていただき少し安心しました。採卵の日は点滴をしたり、麻酔の先生が来たりと始まる前は、これから大きな手術をするかのような雰囲気がしたのですが、本当にあっという間に終っていました。麻酔をしてから終るまでがとても短く感じました。病院でまだ寝ているときは重い石がお腹の上に乗っているような感じで、時々痛みもあり家に帰ってからもその日はずっと家でゆっくりしていました。
採卵は22個だったとのことで、「それは良い数なのですか?」と聞きましたら「多い方ですよ」との事でした。沢山の卵が採れて良かったですが、これが本当にお役に立てるとうれしいです。後日、謝礼金を頂いた後に依頼者さんからお手紙を頂きました。採卵が無事終了しとても感謝していますとのことでした。依頼者さんとはお会いすることもなかったですが、とても暖かいお言葉を頂けてうれしかったです。
依頼者さんに無事お子さんが授かりますよう、本当に心からお祈りしています。そして石原さん、何も分からない私に色々と女性の体のこと、卵胞のことなど教えて下さり有難うございました。このような卵子提供という機会がなければ知らなかったことです。素晴らしい体験が出来たことに感謝しています。