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【看護師がみた不妊治療のリアル】医師との関係性と質問の工夫

みなさん、こんにちは。
アメリカの精子提供や卵子提供、代理出産のエージェンシーをしておりますミラクルベビー日本窓口の中村です。
私は日本の看護師で、日本看護協会認定の不妊症看護認定看護師という資格をもって活動しています。

 

さて、前回から看護師である私がみた「不妊治療のリアル」をお伝えしています。
今日は前編のブログ42歳妊活スタートの続きです。
前編でお話したAさんが、医師とのやり取りで、一歩踏み込んで聞けなかったという事がありましたが、実は多くの皆さんもこういったもやもやしているものが
あるのではないでしょうか。

 

なので今回は、国内で体外受精を受ける方の医師との診察場面から「医師やスタッフとの関係性や質問の工夫について」をお伝えしようと思います。
それと私がもっている資格の「不妊症看護認定看護師」の説明と活用の仕方も後半でお知らせしますので是非お読みくださいね。

 

みなさんにとって、医師とはどのような存在ですか?
患者が医療者に求める関係性はさまざまだと思うのですが

 

医師に神であるかのような絶対的な信頼感を求める人
もっとオープンに話し合えることを求める人
自分が望むように治療をしてほしいと考える人

 

などでしょうか。

 

「どうやったら医師との関係性をうまく築いていけるのかな?」
「なんと質問したら忙しくても答えてもらえるのかな?」
「こんなことを質問したら医師の気分を害すかもしれない・・・」

 

このようなことを一度は考えたことがあるのでは?と思います。

 

患者と医師の関係性について考える

慶應義塾大学看護医療学部教授、加藤眞三先生の東洋経済オンライン2017年3月2日
「いつまでも『お医者様は神様』ではいけない医師を『教育できる』患者になるまでの5段階」
という記事を見つけましたので一部編集していますが、参考にされてください。

 

患者の医療者に対する意識の5ステップとは?

ロサンゼルスのミラクルベビー体外受精プログラム

 

 

今回は、患者の医療者に対する意識を5つのステップに分けて考えてみます。
もちろん、どのステップが正しいというものではありませんが、社会全体が成長し変化する方向性として、
第1から第4ステップ、そして第5ステップへと向かっています。

 

■第1ステップ 盲目的追従
医療者は命をあずかる特別な専門職であると考えます。医療者の言うことはすべて正しいと信じ、それに従うことが患者の役割であると考え、医療者に「神の手」「神のような判断」を求めます。
■第2ステップ 消極的懐疑
医療者の説明に対して疑問を持つことはあるけれども、患者は医療者に治してもらう存在であり、医療者の下にある存在であると考え、医師に対して自分の考えを伝えることなどはできません。医療のパターナリズム(父権主義)を当然のことと考えている一方で、上下の関係性に対して多少疑問も感じており、反抗したいけれども反抗できないという屈折した気持ちを持っています。
■第3ステップ 積極的懐疑
このステップでは医療者に対して自分の意見を述べられるが、うまくコントロールして伝えることができず、お互いの感情がぶつかり合い、反発し、患者と医療者が対立する構図になります。医療者がうまく対応できれば、対立にならず協議し合意に達することができるかもしれません。
■第4ステップ 協働作業
患者にとって最適な医療を見つけるため、患者と医療者が対等にお互いに意見を述べ合い、到達した合意の下に進めるコンコーダンス医療をめざします。自分の生き方を反映する医療を実現できるように、自分の考え方を伝えることが大切なのです。
■第5ステップ 育てる・教育する
患者の中には、すでに医療者を積極的に変えよう、育てようと奮闘している人がいます。人類の共有財産である医療をよりよくするためには、患者や市民による医療者の教育への参加が必要なのです。

 

過去、現在の医師との関係性はどのステップでしたか?
そして、どのステップが心地よいですか?

 

これを機に、現実と理想にギャップがあった場合には、ステップアップを検討してみてはいかがでしょうか。

 

私事ですが、約20年前、母の病気が発見されました。当時、私は新卒の病院勤務の看護師でした。数年間の闘病生活中、診察に付き添っていたのですが、お恥ずかしながら母本人も家族も完全にステップ1でした。
最近はステップ4を目指し、わからないことは質問することを心がけています!

 

質問が難しいという方へ:質問の工夫

治療を受けるうえで「通院しやすさ」「診療時間」「待ち時間」などのハード面もさることながら、
「納得して治療を進めること」「医師やスタッフとの信頼関係」はとても重要ですよね!
診察室では、内診などの緊張もあって、頭が真っ白になったり、その時に疑問が浮かばないこともしばしばですが、自宅に帰って悶々と考えてしまうより、質問してみる、その時に聞けなければ、気持ちが落ち着いた段階で、質問することも一つです。

 

質問しにくい場合の対策です!
1.質問内容をメモにまとめ、診察時に聞く
2.診察前に受付スタッフや看護師などに「今日の診察で先生に質問があるのですが…」など質問メモを渡しておく
3.診察後、疑問に思ったことについて看護師に聞いてみる

 

医師に質問できなかった場合に、看護師に相談することにより、治療がスムーズになることもあります。

 

不妊症看護認定看護師の存在

たまたま通りかかった、声をかけてみたいと思う看護師に聞いてみるのもよいと思います。
看護師の中でも、専門的教育を受けた「不妊症看護認定看護師(日本看護協会認定)」という看護師がいるのはご存知ですか。
全国に179名(2019年9月現在)おり、多くは全国の生殖医療の医療機関に在籍しています。
認定看護師制度とは、特定の看護の分野(21分野)において、熟練した看護技術と知識を用いて、水準の高い看護実践ができ、看護現場における看護ケアの広がりと質の向上をはかることを目的としています。
認定看護師は臨床経験5年以上、専門分野で3年以上の経験がある看護師が教育機関で生殖医療、看護についての学びを深め、教育機関の修了と試験の合格をもって資格が付与されています。(不妊症看護コースは2019年度より休校中)

 

通院している医療機関に不妊症看護認定看護師がいるのであれば、声をかけてみるのもいいかもしれませんね。
ホームページに掲載されていたり、院内掲示板に紹介されていたり、わからなければ是非スタッフに聞いてみてください。
私の知る限り、親身になって話を聞いてくれる認定看護師は多くいますよ~。
認定看護師やカウンセラーなどにより診察と別枠で相談室(予約制)を開設していることもありますので、是非一度ご利用を検討されてください。

 

自分の気持ちが整理されたり、気落ちよく通院できるなどメリットとなる可能性もあると思います。

 

またネット上で多くの情報が得られる時代ですが、個人の主観を掲載していたりと、全てが正しい情報ではない可能性もありますので情報源の吟味をお勧めします。専門家への相談は情報の正確性について確認できる場でもあると思います。

 

アメリカの診療現場

ここで余談ですがアメリカの診療はどんな様子で行われているか、少しだけお伝えします。
ミラクルベビーの提携医療機関サザンカリフォルニア リプロダクティブセンターでは、初診を45分枠で予約をとります。
医師によっては「どのお茶にする?」など飲み物の準備からコンサルテーションを始めることもあります。
何度か診察に同席していますが、とてもゆったりとした雰囲気だと感じます。

 

ゆっくり話せる環境が確保されていること、通訳を介すこと、診察中に質問の有無を確認されるため比較的質問しやすい環境です。渡米での治療になるため、医師の診察を受ける回数が国内の治療より少なくなりますが、不明な点があれば現地スタッフとの連携を図りながらその都度対応しています。


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2019年 11月30日(土)、12月1日(日)
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