【アメリカで治療】人工授精と体外受精 方法・成功率・副作用まとめ

2020年05月01日 | 不妊 |  コメント (0)

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人工授精と体外受精の方法と成功率、副作用などまとめ
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アメリカで精子提供のコーディネートをしているミラクルベビー石原です。今日は人工授精と体外受精の違いについてお話したいと思います。独身女性からよく「自分が人工授精と体外受精のどちらが適しているのかわからないのですが・・」という質問を頂きます。一度も不妊治療を受けたことがない方であれば、無理もありませんね。ここでは基本的な説明をさせて頂きますが、どちらを選ぶべき?どちらが適しているか?はアメリカの担当医が個別にその方のご希望やお体の状態からアドバイスをさせて頂きます。

人工授精の方法と成功


人工授精の図解
(Medical Noteより抜粋)

人工授精とは女性の子宮内に人工的に精子を注入して授精、妊娠させる治療方法です。

注入された精子は、子宮や卵管を通過していく間に排卵後の卵子と自然に出会うため、受精や着床は自然妊娠と一緒です。採取された精子は、そのままの状態で子宮に注入されるのではなく、雑菌やごみを取り除くために洗浄され、さらに精液中の運動良好な精子だけを集めて注入します。

人工授精の際には、柔らかい素材の器具を使用するため、痛みはほとんどありません。処置にかかる時間は5分ほどで入院も必要ありません。

女性の体に異常があれば人工授精を行っても妊娠できないことがありますので、女性側に不妊原因がないことを事前にスクリーニングをして確認する必要があります。また、女性の年齢が高い場合(精子には異常がない場合)も人工授精は効果が得られません。

人工授精は、妊娠までの過程が自然妊娠とほぼ変わりないため、女性にとっては肉体的・精神的に負担が少ない方法です。しかしながら、人工授精1回あたりの妊娠成功率が10%以下と低いため、複数回実施する場合が多いです。

男女産み分けの正確性は70%ほどとなりますが可能です。

人工授精の副作


人工授精は自然妊娠に近いため、ごくまれに排卵誘発剤の使用で卵巣が腫れる卵巣過剰刺激症候群(OHSS)が起きお腹の張り、吐き気が起こることがあります。

 

体外受精の方法と成功率

体外受精の図解
(Medical Noteより抜粋)

体外受精とは、女性にホルモン剤を投与し卵胞を育たせ、数多くできた卵子を体外に取り出し(採卵)、精子と受精させ培養しできた受精卵を女性の子宮に戻して着床、妊娠させる治療方法です。

受精された後は培養器の中で受精卵を成長させます。受精3、5、6、7日後に細胞分裂の状態や発育を見ていきますが、受精卵の発育が順調であれば、5日目から7日目には胚盤胞という分割が活発に行われている受精卵が確認できます。

一般的な体外受精は、精子が卵子に向かって自然に受精をする方法ですが、顕微授精といって精子を針で卵子に注入する方法もあります。精液の状態や着床前スクリーニングを受けるかどうかにより判断されます。アメリカでは体外受精は排卵誘発剤を用いて卵巣を高刺激する方法が一般的です。より多くの卵子を十分に成熟させて採卵をします。

体外受精は、タイミング法や人工授精複数回で妊娠に至らない、両方の卵管が閉塞している、原因不明の不妊の方が試される方法です。また女性の年齢が35歳以上である場合は、人工授精をトライせずに最初から体外受精を行うこともあります。

人工受精では精子と卵子が受精できていることを確認することはできませんが、体外受精は受精卵を体外で作ってから移植をするため、より成功率は高くなります。またアメリカで受ける体外受精は、さらに着床前スクリーニングを受けられるというメリットがあります。この検査により、染色体異常を起こしていない正常な受精卵を移植することが可能になるため、流産率を抑えられ妊娠率を向上させます。着床前スクリーニングを受けた胚盤胞の移植での出生率は7割以上にもなります。更に体外受精では男女産み分けも可能になります。

着床前スクリーニングと男女産み分けについて詳しくはこちら

体外受精の副作


体外受精を受ける上で起こりうる副作用は以下のようなものがあげられますが、これらを防ぐために予防・対処していくため、起こる可能性はごくまれです。

・排卵誘発剤の使用で卵巣が腫れる卵巣過剰刺激症候群(OHSS)が起きお腹の張り、吐き気が起こる。
・採卵時の卵巣周辺の臓器(腸管、膀胱、血管)損傷
・採卵時の麻酔の合併症
・採卵時の出血
・採卵時に入ったばい菌からの感染症

希望される方には、合併症が起きた時のための保険に加入手配をします。(エッグドナーを利用される方は、エッグドナーをカバーするためのこの保険の加入は必須です)




米国で治療を受けるという選択肢


ミラクルベビー提携クリニックのSCRC

米国は体外受精の成績が世界No.1と言われています。ミラクルベビーでは、米国での体外受精・卵子提供・精子提供・代理出産のプロセスを安心して行えるよう、日本語でご説明、サポートします。お悩みの方、ご相談はお問い合わせフォームからお気軽にご連絡下さい。


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