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アメリカ精子提供・精子バンク・代理出産・卵子提供

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グレードいいのに妊娠できない

多くの卵子提供に踏み切る患者さんのことばで、
「日本のドクターにはいつも
「移植するのはグレードがいい受精卵だから」
といわれていました。」と。

なので、自分の受精卵は質がいいんだって
ずっと信じていて。

これって本当に言葉に惑わされているんです。

受精卵のグレードはただの外見のみ。
つまり分割がよく行われているかだけの判断なので
中身は見えていない。

ここはよーく説明されていない事実です。
グレードよい=染色体異常がない
ではないということ。

これを知らずにずいぶん数年を無駄にしてしまった人も
いるはず。

アメリカでは、年齢がいっていれば「着床前診断」で
移植前に染色体異常持っていないとスクリーニングしてから入れることが
当たり前のようになっているけれど、

この検査をしたら、ほとんど移植するものがないっ!!ってくらい
染色体異常を起こしている確率は大なんですよ~。

染色体異常を起こしているものは
着床しなかったり、流産したり、とにかく最後の出産まで
至らないケースがほとんどですが
もちろん出産までたどりつくダウン症のケースだってあります。

ということで、何年も日本で「グレード」に惑わされている
方。
アメリカで染色体異常の検査を受けたら
ああ、こういうことだったんだとわかるかも。
検査は高いですが、本当に価値があるとおもいます。

だって、40代の時間って本当に貴重ですもんね。