友人につきそって不妊クリニックに彼女の体外受精の相談にいった。
初回の相談だったので、まずは血液検査。
後日結果を聞くため、私が友人として代わりに電話をすることになった。
ドクターは、彼女のFSHは25以上だと伝え
「このFSHでは彼女はもう体外受精で自分の卵子は使えません。
ごめんなさい。私たちには何もできません」と
はっきりと言った。
生理不順からしばらく年月がたっていたが
まさか彼女自身の卵子がもう使えないなんて・・・。
彼女へ現実を伝えるのはつらかった。
途中から涙声になってしまった彼女。
うん、うん、途方にくれるよね。
こっちのドクターははっきりものを言うからね。
もちろん、可能性はゼロではないけど
難しいものに関しては、
期待を少しでももたせることは決してしない。
これから、卵子提供を受けるのかどうするのかは
また別問題で、とりあえず自分の体をもとに戻すために
何かできるのだろうか。
ピルを飲んで定期的に生理をおこさせるべきなの?
それとも生理じゃ自然にまかせるべきなの?
不安になる彼女。
そして婦人科の門をたたき、同じように自分の卵子を使えるか
と彼女が質問。
答えは「もうだめです」と。
2人ドクターにそこまではっきりと言われてしまった。
悲しいことに「がんばってみようか」なんて誰もいってくれないね・・・。