凍結受精卵を他のカップルへ寄付

2008年10月20日 | 不妊 |  コメント (0)

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昨日、Resolve (The National Infertility Association)
主催の凍結受精卵の寄付のセミナーに行ってきました。
何回かに分けて学んだことをレポートしたいと思います。






夫婦で参加している人、女性一人の人、お母さんと一緒
に来ている人さまざまでした。
ほとんどが私と同じくらいの年代の人だったでしょうか。






さて、凍結受精卵の寄付とは・・・?







自分たちが体外受精をして子供を授かり、もう不要となった
凍結受精卵を、他のカップル(またはシングルでもOK)
に寄付するということです。






体外受精をするということは何かしらの不妊治療をしていたという
ことですが、そのようなカップルなので同じ悩みを持った人たちの
助けになるのだったら、という気持ちから寄付をするそうです。






通常、受精卵をつくるときには、もしあまったものがあれば凍結するか
どうかまたそれが不要になったときの処理の仕方についても
どうして欲しいか、書面に記載し署名をしなければなりません。





1.そのまま解凍し廃棄
2.リサーチのために寄付
3.他のカップル、またはシングルに寄付
という選択です。






私も自分のときの体外受精は凍結受精卵が不要になったら
リサーチに回そうと思っていましたが、結局凍結できない質のものだったので
そんな話もなくなりました。






他のカップルへ寄付なんてその時は考えもしなかったのですが
それは自分の子供がまだ授かっていなかったので
そこまで考える気持ちになっていなかったのだと思います。






2005年のResolveのリサーチではメンバーの
96.2%の人が
「受精卵の寄付はよいこと」
といっています。






そして25.1%の人は
「寄付を考えている」そうです。






卵子と精子は他人からのもので、そこは養子となんら変わりは
ありませんね。






ですが、自分のおなかで栄養を与え妊娠期間をともに過ごし
出産するということが大きな違いでしょう。






そして謝礼金というものは寄付なので発生しません。
かかコストとして(凍結受精卵保管費用、解凍費用、検査費用、
弁護士費用)などはかかりますので、寄付をしてもらう側が
支払いします。






*次回へ続く*

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