人工授精を受けた後の心配事と気になる着床のサインとは?

2019年02月14日 | 不妊 |  コメント (0)

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不妊治療はロサンゼルスのミラクルベビーへ
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こんにちは。Happy Valentine’s Day!いつもなかなか伝えられない「愛」を伝える日ですね。せっかくの日なのに今日はロサンゼルスは生憎の大雨と強風です。

さて、不妊治療のコーディネートをしている中で、今日は多くの患者さんが人工授精を受けて感じることについてシェアしたいと思います。




人工授精を受けた後は、確実な妊娠判定をするまでに2週間ほど待たなければいけません。人工授精のあと、すぐに妊娠したかどうかが分かるのではないか、妊娠した場合どんな症状が現れるのか、妊娠判定の日までに確実に妊娠するために何かできることはないだろうか・・・と考えない日はないのではないでしょうか。この治療方法に期待を膨らませている反面、時におおきな不安や心配事で頭がいっぱいになってしまうこともありますよね。今日は人工授精のあと、体はどのような症状になるのか、どのように過ごすのがよいのか、着床のサイン、注意するべき事などを書きたいと思います。

 

人工授精後はどのように過ごしたらよいでしょうか

一般的に人工授精後のベッドレストは着床を助けるのではないかと言われており、クリニックでも患者は10分から15分ほど横になりますが、これは移植した精子が流れ出ないようにするためではありません。人工授精で使うカテーテルは直接子宮まで挿入しますので、精子は子宮内にとどまっています。

人工授精後に腹痛を感じたり、頭がふらふらするような場合は、少しの間横になってみて下さい。人工授精の処置は一般的には非常に短時間で簡単に終わりますが、この処置で不快を感じたりめまいを感じる女性もいるようです。人工授精が終わったらいつも通りの生活を送るのは問題ありません。治療後は仕事を休むのもよいでしょうし、家でリラックスするのもよいでしょう。人工授精そのものの処置は体に負担の少ない治療ですが、気分的には緊張するものですね。

 

人工授精後に注意しなくてはならないことは?

人工授精後は、激しい運動は体外受精の治療時と同様に控えなくてはなりません。人工授精のの準備で卵巣刺激の薬を摂っている場合は、卵巣がまだ少し腫れていて敏感になっているかもしれないので、無理をしないようにしましょう。人工授精後の水泳や入浴はお勧めしません。水につかることによって雑菌などに感染するリスクを減らすためです。

 

人工授精後は体はどのような症状になるのでしょうか

よくある症状として、人工授精後におりものがある場合があります。この症状は普通のことであり心配する必要はなく、注入した精子が漏れ出しているのではありません。

また、ごく少量の出血があるかもしれませんが、これもよくある症状です。

人工授精後の数日間、軽い腹痛や不快感がある場合もあります。この症状は特に悪い方向に進んでいるサインということではないですが、体を休める時間を十分にとって無理をしないよう心掛けてください。市販の痛み止めを服用すれば痛みは和らぐと思います。強い痛みや腹部の腫れ、出血などがある場合はすぐに医師に連絡してください。これらの症状は感染または非常にまれな副作用の症状かもしれません。

人工授精後の性行為は問題がなく、人工授精の助けとなる場合もあります。性行為やオルガズムは子宮の収縮を起こし、その子宮の収縮が精子を卵管と卵子の方向へ押しやる助けをします。人工授精後48時間以降であれば性行為をしてもよいと医師からアドバイスされることがありますが、ご自身のご担当医にご相談下さい。

 

人工授精後は着床までにどれくらいの時間がかるのでしょうか

排卵後数時間以内に人工授精が行われるよう、そのタイミングは慎重に見て行かれます。また、女性の排卵がどれだけ定期的に来るかあてになるかによりますが、自然な排卵に合わせて人工授精が行われる場合もあります。たいていの場合は、卵巣刺激のための薬を少量摂ることによって、排卵のタイミングがよりわかり易くコントロールがしやすいようにします。

卵子は、排卵後12時間から24時間しか受精のために活動することが出来ません。排卵の瞬間が妊娠の始まりとなります。精子と卵子は、受精のためにこの時間内に出会わなければなりません。妊娠への次の段階は、受精した卵が子宮内膜に着床することです。着床は3日から12日くらいかかります。排卵後に妊娠に至った40%の女性は9日目までに着床が起きていると言われています。

 

人工授精後の着床の症状はどんなものがありますか

着床の症状はわかりづらいものです。着床後、何の症状を感じることもなく妊娠する人もいます。症状が生理の始まりのころに似ていたり、人工授精の副作用の場合もあるのでわかりづらいのです。症状を気にするあまり、些細な変化が気になり、これも着床の症状かなと考えてしまうことも多いかと思います。でもこのように気になるのは自然なことですよね。一般的な着床後の症状は以下のようなものがあります。

少量の出血:胚盤胞が着床するとき、子宮内膜から少し細胞がはがれます。生理がなかった場合は、これらのはがれた少量の細胞は時々少量の出血となって現れます。着床後の出血は、通常の生理の鮮やかな赤に比べるとたいていの場合はピンク色か薄い茶色です。この出血はごく少量で、非常に軽い生理のように感じる場合もあります。このような少量の出血は人工授精時に使用したカテーテルが原因である可能性もあります。

腹痛:着床後の最も起こりやすい症状ですが、妊娠した女性の30%から35%しか感じていないようです。軽くひきつるような痛みやおなかが張ったような症状は着床のサインとも言えます。今にも生理が始まりそうな場合や、人工授精の処置が原因の場合もあります。着床時の腹痛は、へその下あたりをつままれているような痛み、またはおなかに少しガスがたまっているような痛みと感じる女性もいます。

 

人工授精で妊娠したかどうかを知る方法は、人工授精後14日目に行う妊娠検査しかありません。

この14日目より前に家で妊娠検査をする人がたくさんいますが、これはかえってストレスの原因となっています。これは当然の心理というか、私自身が人工授精をやったらフライングであろうが何であろうが、やっぱり試してみてしまうと思います。人工授精後14日目より以前に妊娠検査をしても正しい結果がでるとは限らないそうです。人工授精の準備で使用した排卵を起こさせる注射(トリガーショット)は、人工授精後の数日間は誤った陽性反応が出ることがあるのです。妊娠ホルモンが尿から検出されるためには十分な時間が必要なのです。一喜一憂はストレスになったりしますので、ひたすら14日待つ事をお薦めします。

妊娠検査までの間は、できるだけリラックスして楽しい時間を過ごすことを心がけ、いつも以上に気分転換になるような時間を作りましょう。




ロサンゼルスで不妊治療をお考えの方、カップル、シングルどなたでも治療が可能です。お子さんを持ちたいと考え始めたら、ミラクルベビーまでお気軽にご相談下さい。お問い合わせはこちらからどうぞ。

全米の不妊治療クリニックトップ10にランクインした実績のあるクリニックと提携しており、日本語でのサービスを行っています。

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