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日本入国時の書類 手書き派?オンライン派?

米国で15年以上、精子提供・代理出産・卵子提供のコーディネートをしているミラクルベビー アシスタントの斎藤です。

アメリカに治療に来られる方で「海外旅行がまったく初めて」という方も少なくありません。今日は日本に帰国時の書類について便利だなと思ったことがあるのでブログを書いてみます。

書類への入力は、『専用の用紙へ手書き』と『オンラインで入力』のどちら派だろうか?私は圧倒的にオンラインで入力派で、特に日本へ帰国する際の税関書類はオンラインで事前に手続きできるようになってとても重宝している。様々な手続きがオンラインでできるようになり日本への入国の際も、パスポートを専用の機械にかざせば入国審査手続きは完了となっている。今、当然税関申告書も事前にオンラインで申請できるようになっていて、とても便利である。

以前は、日本に着陸する1時間前くらいになるとCAさんが税関申告書類を機内に配ってくれて、その配られた用紙にペンで記入していた。私はあの作業が煩わしかった。「あと1時間で着陸だ!長時間フライトから解放される!!」という気分から一気に気分が下降してしまう。なぜなら、その税関申告書類には、今乗っているフライト番号、パスポート番号などを記入するところがあって、名前などすらすら書ける項目だけではない。フライト番号を記入するためだけに、搭乗券を取り出さなければならずでもその搭乗券は席に着いてしまえばカバンのどこかへ入れてしまって行方知れず。上の荷物棚に入れてしまったバッグの中なのか、足元に置いているバッグの中なのかすら覚えていない。パスポート番号を記入するために、大切なパスポートもバッグから取り出さなくてはならない。それらの書類を出しても、機内のテーブルは小さいので、記入する書類とペンをテーブルに出しただけでもうテーブルの上はいっぱいである。さて、大事なパスポートと用済みの搭乗券はどこに置く?となる。10分もかからない書類の作成なのに、私にはただひたすら『面倒な作業』でしかなく、着陸までもうすぐ!という気持ちがすっかり消え失せ、意気消沈である。

コロナ渦に良い思い出はほぼないが、これまで対人で行われてきた様々な手続きが、非対人で手続きできるよう様々な分野で工夫されたことで、この税関申告書のわずらわしさから私は解放された。飛行機に乗る何日か前から、税関の申告はオンラインでできるようになったのだ。搭乗時間の間際までその手続きは【Visit Japan Web入国オンラインサービス】上で出来るので、自分のタイミングで申告書類の作成ができる。よって、家でパスポートを広げ、自分が乗る飛行機のフライトナンバーをメールなどで確認しながら記入することができる。

税関書類へ必要事項の記入が終わったら、QRコードを表示させてスクリーンショットでスマホに保存。これで入国に必要な書類の準備は完了である。あとは入国審査後、預け入れ荷物が出てくるまでの間に【電子申告端末】(税関書類読み取り機)と表示されている大きなタブレットのような画面のところで、事前にスクリーンショットしておいたQRコードとパスポートをピッと読み込ませれば手続きは完了。荷物を受け取った後は【電子ゲート】と表示されたゲートを通過するだけである。入国から電子ゲートを通過するまでで一番時間がかかるのは、自分の荷物を見つける作業で、電子申告端末も電子ゲートも人が行列していることはなく、とてもスムーズに到着ロビーへ出ることができる。

こんなに便利なのに、結構この事前手続きを利用している人が少なく、私はこのシステムがいずれなくなってしまうのではないかと危惧している。コロナ渦にできたシステムなので、まだまだ浸透していないだけだとは思うが、電子申告端末も電子ゲートも利用者は片手ほどの人数しか見かけないので、ぜひたくさんの人に利用していただき、このシステムがなくならないようにしなくてはと、なんだか変な使命感すら感じながら今回このようなブログを書いてみた。大変便利なので、次回日本へ入国する際には是非利用してみて欲しいと、強く推している手続きである。

米国で治療を受けるという選択肢

米国は体外受精の成績が世界No.1と言われています。
着床前スクリーニングも初回の体外受精から受けることが可能で、効率よい治療が受けられることがメリットです。
ミラクルベビーでは、米国での治療を安心して行えるよう、日本語でご説明、サポートします。

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