前回(パート1)で未婚で子供を生む女性の数が
アメリカ合衆国内で増加している話をしました。
さて、アメリカ以外の産業先進諸国はどうでしょうか?
CDC (Centers for Disease Control)は、
アメリカ以外の先進諸国を
1980年から2007年にわたり調査したところ、
婚外出生数が著しく増加していることがわかりました。
一番の増加がみられるのがオランダで、
次は、スペイン、アイルランド、イタリアと続きます。
アメリカよりも、婚外出生率が高かった先進国は、
アイスランド、スウェーデン、ノルウェー、
フランス、デンマーク、イギリスなどの国々です。
みなさんは、これらの国々のリストをみて、どんな印象をもちましたか?
わたしは、これらの国々は、
社会福祉が非常に充実しているという点で
共通しているように思ったのですが。
とういことは、独身でも子供を生んで、
比較的不自由なく育てていける
社会環境だということでしょうか?
それには、まわりの、「偏見の目」も少ないということも
重要なポイントとなってきます。
日本は他の先進諸国の二桁の数字と比べて、
婚外出生率は、わずか2%。
やはり、日本の「家族重視」の社会が、
この数字を象徴しているように思われますが、
みなさんは、どう思われますか?
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参照:HealthDay News 05/13/2009