卵巣まるごとの移植を受け、無事女児を出産したというニュースが
ボストン、ロイター誌でありました。
出産したのは双子の一人で15歳で早期閉経となり
子供が授からずにいて、
双子のもう一人が卵巣を提供しました。
研究者は卵巣全体を移植し、出生につながったのは
今回が初めてだといっています。
がん患者で、キーモセラピーを受けなければならず
卵巣機能を失う可能性がある人は、卵巣を取り出し凍結し
後に卵巣を移植して戻せばもとの機能を取り戻すことが
できるそうです。
また、若い20代のころに2つある卵巣のうちの
ひとつを取り出しておいて、凍結しておき
40代になったときに移植してもどせば
40歳になってからでも卵巣の機能は
20代のままということ。
25歳時の不妊で悩む人の割合は6%
40歳時で70%
43歳時で95%という
データをどう考えますか?
わかってはいますが
健康な20代のうちは、自分が40歳になって
不妊に苦しむかもしれないなんて
誰も思わないでしょうね。
残念ながら人間、
そうなってからでないと真剣に考えたりは
しないものですね。