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アメリカ精子提供・精子バンク・代理出産・卵子提供

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同性愛者の代理出産

アメリカでは同性愛者が「代理母」で子供をもうけるケースが急増中というニュースをみた。

ニューヨークに住む同性愛者のカップルが、ワシントン州の女性から卵子提供を受け、オハイオ州の女性の子宮に戻し、そしてロサンゼルスで出産が行われたという。

まさにアメリカ横断の代理出産。

この距離を聞いただけでも、このカップルがどんなに子供を欲しかったのだろうという気持ちが伝わってくる。

「父親二人+子供」「母親二人+子供」という家族形態も珍しくなくなってきているとのことだ。

私が卵子提供の仕事を立ち上げるときに会った弁護士さんも同性愛者のカップルだった。彼のパートナーはお医者さんで、もう3人も卵子提供、代理出産によって授かったお子さんがいらした。

オフィスにその家族写真が飾ってあったりして・・・。

そのときは、正直、やっぱり衝撃的だった。

子供になんて説明するんだろう・・と思ったものだ。

でものちに、「愛する人との子供が欲しい」という人間本来の気持ちなのだ!ということがわかってきた。

と、ニュースにもどりますが、

ここで心理学者のコメントがのっていたが、「同性カップルを親に持つ子供は、異性カップルを親にもつ子供と、同じくらい幸せを感じていることが調査で明らかになっている」とのこと。

私もそう思う。子供が一番必要なのは、親の愛情をたっぷりに感じて育つことだと思うのだ。

だからシングルマザー・ファザーのもとであろうが、代理出産、卵子提供で産まれてきた子であろうが、養子として来た子であろうが、愛情あふれる家庭で育つことができればそれは子供にとって一番幸せなことではないだろうか。

自分の血が繋がっている自分で産んだわが子を殺したり、せっかんしたりする恐ろしい事件を聞く度に、子供にとっての「本当の幸せの意味」を考えさせられる。

さてさて、アメリカの代理出産についての現状だが、多くの州が法律を変更しているそうで色々なケースを受け入れようとしている動きがあるそうだ。その中でカリフォルニア州はどんなタイプのケース(異性愛者、同性愛者、独身の人達)にとっても一番受け入れられやすい州であるということ。他州では代理出産が許されていても、制限や条件などが厳しかったりするそうだ。