ともこの卵子提供物語その10-契約書

2009年02月06日 | ともこの卵子ドナー体験記 |  コメント (0)

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*卵子提供経験者、ともこのブログコーナーです。



卵子提供を決意した後、
アメリカ人エージェントのSさんから
手渡されたものは、まず契約書だった。



契約書ときくと、なぜか
堅苦しい法律用語が連なっていて、
意味が理解しにくいイメージがあるが、
これを無視しては物事が成立しないのが
アメリカ社会。



人間の感情はさておき、
まず、お互いの立場を
法律上保護するとでもとったらよいだろうか。



「この契約書を読んで、
質問があったら教えてちょうだい。」
とSさんはストレートに言った。



アメリカ人のエージェントとの契約。
依頼者夫婦との契約、
不妊治療クリニックとの契約。



目を通さなければならない書類の多さに
たじろう。


そして、日本で使うハンコの代わりに、
自分で署名(サイン)をする。



物事に始まりと終わりがあるのなら、
この契約書がわたしの卵子提供治療の始まりだった。


(つづく)

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