先日、精子が無くなってしまったお客様がいらして
その方から「精子バンクに日本人のドナーはいるんでしょうか」
との質問。
早速、ラボに紹介してもらった精子バンクのウェブサイトで
一緒に調べて見ることにしました。
たくさんのドナーの中から自分の条件をひとつひとつ
入れていって搾り出していきます。
人種、目の色、肌の色、髪の質までことこまかに
項目が分かれています。
日本人を選択したのでそんなにびっくりするほどの
数は出てこないだろうと思い、
クリック!
5-6件出てきました。
でも良く見るとハーフチャイニーズだったり、ハーフコリアンだったり
します。
まあ、日本人の血が入っているということで検索
したのですが
ご本人はまず、「100%日本人の血」を
優先されているので、その方の
プロフィールを見ることに。
30代半ば。教育のバックグラウンドも
ちゃんとしているし、痩せ型で・・・。
スポーツも好きらしい。
英語で書いてあるプロフィールを
訳して読んであげていると、
その方も横からちらっと英語を覗き込んで
「男の兄弟って書いてあるから男が生まれる確率が
高いんでしょうかね~?」
この方は女の子がご希望なんですよね。
だからPGDもされる予定です。
ま、そればかりは今の時点では何も
わかりませんよね。
その方が書いた直筆のエッセーも見ることが
できました。
でもその方は写真の公開をしないということで
見ることができませんでした。
アメリカの精子ドナーの中には現在の写真は伏せても
幼少のころの写真を公開する人は結構います。
写真を見てみたい気もしましたが、
ご本人も「仕方ないよね。見ないほうが
逆に決められそうだよ」
と笑っておっしゃっていました。
他の人はいるかな、っとみて見ましたが
なんとピュアな日本人の同じ血液型のドナーは
なんとこの方一人だけでした。
ここロサンゼルスの大都市でも日本人となると
こんなに狭まってしまうのです。
様々な検査にパスしない人もおおいのでしょうね。
この方もすでに検査にパスされているドナーなので
そのままドナー番号を伝えれば1~2時間後には
受け取り可能といわれました。
もっと選択肢があると考えていたものの
アメリカで日本人精子ドナーを探すのは
結構大変なのかもしれませんね。
アジア人と枠を広げれば別ですが。