妊娠率24%アップ!51歳女性がERA(エラ・子宮内膜着床能検査)後に妊娠

2019年02月22日 | 不妊 |  コメント (0)

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こんにちは。先日51歳のクライアントさんが、無事妊娠に至りました。この方は、卵子提供を受け、着床前スクリーニングも受け、複数回の移植不成功の後の妊娠だったこともあり、喜びもひとしお。卵子提供を受けたとは言え、彼女が超高年齢だということ、もともと血流の問題も抱えていたこともあり彼女自身も自信を無くしかけていた時でした。

彼女のエッグドナーは、過去の卵子提供では何回か妊娠のレコードがあるドナーでした。ドクターからもこの不成功は「エッグドナー側の問題とは考えにくい」と見解があり「次回はERAで移植のタイミングを確認しよう!」と薦められERA検査を受けた後、初めて妊娠したのです。

みなさん、ERA検査ってご存知でしたか。アイジェノミクス(Igenomix)という会社が特許を取った検査で「子宮内膜着床能検査」と呼ばれるものです。簡単に言うと着床しないのは「子宮内膜には着床に適したタイミングがあるのに、違うタイミングで移植すると着床しない」可能性があるため、移植に適切な時期を調べる検査です。この彼女も着床に適したタイミングがずれていたことが判明したのです。今日はこのERA検査がどういうものかをご説明したいと思います。




ERA検査はどういう人が対象になるの?

 

まずERA検査はどういう人に適しているのでしょうか。

・良好な受精卵を移植しても着床しない方
・高齢のため移植できる健康な受精卵が少ない方
・2回以上の体外受精不成功
・提供卵子で1回以上の体外受精不成功
・子宮内膜に問題がなく移植しても着床に至らない
(子宮内膜の厚みが 6.5ミリ以上あり子宮側にも特に問題がみられない場合)

 

「着床の窓」ってなに?移植日との関係とは?

 

妊娠とは、子宮内部を覆っている子宮内膜に受精卵が着床することです。この子宮内膜は毎月、受精卵が子宮内膜に着床できるように状態を整えるのですが、もし受精卵の着床がなければ、子宮内膜が剥がれ落ち生理が始まります。

様々な研究により受精卵が着床するタイミングというものが分かってきました。ERA検査では、受精卵が子宮内膜に着床するタイミングを知ることができます。受精卵が着床するタイミングは「着床の窓」と呼ばれ、この窓が開いている期間は生理が始まってから19日目から21日目と言われています。しかし、着床の窓が開いている時期は人によって違います。着床の窓が開いていない時に受精卵を移植するということは、「着床能がない時に移植をする」ということです。

もちろん、着床しない原因は幾つかありますが、着床の窓と移植日のずれは重要な理由のひとつとなっています。

 

どれ位の人が着床の窓からずれているの? 妊娠率は?

 

Igenomix社の45,000の臨床例からは、ERA検査を受けた方の37%が、着床の窓の期間がずれていたということが分かっています。着床の窓を知ることによって適切な日時に受精卵の移植が行えるため、ERA検査を受けたことにより、新鮮受精卵移植や凍結受精卵移植より妊娠率は24%上昇しました。

ERA検査の臨床成績 (Igenomix検査データより)


 

ERA検査はどうやって行うの? 痛みはあるの?

 

ERA検査は、子宮内に細い管のようなものを挿入し、子宮内膜の組織をクリニックで採取し、ラボにてその組織を調べます。ERA検査では子宮内膜を採取するため出血や痛み等を伴う場合もありますが、これらの症状のほとんどは一時的なものです。また、子宮内膜の組織採取の際は麻酔はしませんが、痛みに弱い方には鎮痛剤を処方するなどがあります。尚、ERA検査は模擬サイクルを行って検査をしますので、検査を受けた周期では実際の受精卵の移植は行いません。
ERA検査の結果が手元に届くまでに2~3週間かかりますが、ERA検査の結果はBMIに変化がなければ3~4年間有効です。

日本のERA検査対応施設はこちらから見ることができます。




私もIgenomix社のスタッフさんから色々と説明を聞きましたが、理にかなっている検査だなと思いました。このような遺伝子レベルの分析ができるなんてすごいことですよね。着床しない問題を抱えている場合はもしかすると、ERA検査で解決できるかもしれません。ご自身のご担当医とよく相談してみて下さいね。

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