アメリカ合衆国又は、その他の先進国で、
未婚で子供を持つ女性の数が急上昇している。
合衆国では、出生の40%は未婚の母からで、
その多くが二十代の女性で、十代の少女ではない。
調査によると、合衆国では
2002年から2007年の間で
婚外出生は26%も増加。
ちなみに1980年は
婚外出生率は18パーセントだった。
増加の原因は明白ではないが
CDC全国健康統計センターの責任者Ventura氏いわく、
一つの要因として、
結婚しないで子供をもつこと自体が
もはや「非難の対象にならない」
という社会現象であるかもしれない。
社会全体が「未婚の母」を認めないという傾向も
この10~15年のあいだに
失われつつあり、現在はさらに拍車をかけてい
しかし、そういった傾向も心配されているのも事実。
「未婚女性から生まれてきた子供は、出産後のリスクが高い。」
「子供達は、出生時の体重が平均よりも低く、
未熟児だったり、幼少で死亡する確率も高い。」
他の調査では、両親が共にそろっている
家族に育てられたほうが、
より暮らし向きがよいことを示した。
「20年間にわたる社会科学の調査では、
一般的に、子供達は、喧嘩がすくなく、愛情があり、
両親ふたりそろっている家族から育てられたほうがよい、」
という結果がでている。
避妊教育のみならず、
子供を持つことに対しての責任への
教育が必要になってくる。
と、5月13日付けのHealth Dayを要約してみましたが
みなさんは、未婚の母についてどうお考えですか?
アメリカ社会は、時代とともにそういった女性達を
差別化しないで、認めていく傾向にありそうです。
アメリカでは、離婚率がとても高いので
シングルマザーに対しても社会は
あまり特別な目では見ていません。
ただ、ひとりで子供を育てていくということは、
大変な苦労がつきまとうでしょうね。
周りに親兄弟などの協力なサポートがなければ
難しいですね。
調査では、
両親の愛情をたっぷりと受けて育てられた
子供は生活や情緒の安定につながると
出ていますが、
心理学者のデータによると、片親だから
十分な愛情を受けていないということは決してないそうです。
無責任に子供を産むことは決してよくないです。
自分のことで精一杯の人生に、子供ができると
それはそれは大変なことです。
が、責任を持って十分な愛情を持って育てていく
女性に対しては世間は「がんばって」と
エールを送ってくれます。