私たちの年代の親も70台にさしかかり
自分の不妊治療の上に
親の病気の心配などもしなくては
いけない人、たくさんいらっしゃると思います。
親が心筋梗塞や心不全などの危険があるという方、
もし、親が突然倒れて、心臓が止まってしまったら
どう対処したらいいか考えられたことがありますか?
先日こちらロサンゼルスで心肺蘇生方(CPRといいます)の
日本人インストラクターの方のスピーチを聞いてきました。
心肺蘇生法とは、呼吸が止まって脈もない、あるいは
止まりかけている状態の人間を救うための技術です。
よくテレビでは見る、人工呼吸や胸の間(心臓のあたり)
を強く何度も上からおしている、あれです。
心肺停止後、最初のこの心肺蘇生法が正しく行われるか
否かによって生死を分けることにも直結するといいます。
このような方法の認識度が日本とアメリカがあまりに違うと
いうことをおっしゃっていました。
このCPRの資格を持っている人は仕事とは関係なく
一般人にも普及しておりアメリカにはたくさんいます。
スピーチを聞いていた日本人20名の中にも3人も
CPRの資格を持っている人がいたくらいです。
そして心肺停止後1ヵ月後に生きている確率を
救命率というそうですが、日本では3%に対して
なんとアメリカは20%だそうです。
倒れてから心臓停止後約3分で、何もしなければ
50%の人は死亡し、呼吸停止後10分後に50%の人
が死亡するそうです。
救急車はそんなに早くくるのでしょうか?
来るまでに家族の命を救えるのは私たち
だけですよね。
実際にクラスも$60で開講されているそうです。
実際にそういった状況に遭遇したときに
あわてないように何度も繰り返し参加することが
重要ですね。
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