日本からテレビ番組の取材の依頼があり、先週は丸2日間、私生活までびっちりカメラがつきっきりでした。
生殖補助医療をテーマにした番組だということで、私の代理出産の経験と私の周りの人の声、サポートなどが番組の一部で放映されるそうです。
何度かインタビューで、私達の場合、実名や顔を出しての取材ですが何も隠さずに応じてくれるわけ、みたいなものを聞かれました。
私達の場合、みんなの協力のもと、このような方法で子供を授かることができたことは、人生の中で最も素晴らしいことであり、今がとても幸せです。皆さんももちろん、同じような形で子供を待ち望んだ人は同じ気持ちだと思います。
不妊で悩むドン底から希望を捨てずここまでこれた、そんな気持ちの移り変わりや、悩んでいる方へは「こんな普通の私達にもできたのだから、勇気をもって頑張って!」と私達の口からメッセージを送りたいと思ったからです。
私は代理母の妊娠中、不妊で悩むカップルの手助けをしたいと強く思うようになり、起業することにしました。子供がこれから生まれてどんなに大変になるかわかっているのかと、無謀な私に周囲の人は呆れていました。
でも、卵子提供や代理出産などの選択肢があることを一人でも多くの人に知ってもらいたい、どうしても私と同じ悩みを抱えた人を助けたいといてもたってもいられませんでした。
子供を見るたびに、代理出産という選択肢をとり、本当に決断してよかったと思います。
番組を通じて、そんなメッセージがうまく伝わればいいなと思っています。
番組放映日が決まりましたらお知らせします!