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42歳 どう考える

日本の不妊治療の助成金の年齢制限が42歳までとなりましたね。
今後治療を長く続けていける人が少なくなる世の中になっていくなあ。
これで皆が「妊娠の適齢期」を意識することを願っているよう・・・でも
意識改革はそんな簡単なものではないと思うのだけど。

日本では、適齢期や現実をダイレクトに伝えてくれる人がいない。
自分で限界を感じるしかなくて・・・
誰も線を引いてくれない。
まずは今回のこの「42歳」という制限を受け止めて
気持ちをリセットしてみよう。
限られた中で何ができるのかなあと考えてみて・・・。

アメリカはドクターが早い時期に患者さんに、真正面から「現実的になりなさい」と
言うのだから、そのときはぐざっとくるけど、手遅れになるより全然いい。
だからアメリカ在住の患者さんは比較的卵子提供に踏み切る年齢が若いのだけど
日本在住の患者さんはその決断が遅い。10年といえば大げさだけどこちらの人より7-8年くらい遅い。

文化の違いというのが大きいけれど、結果重視で、
結果を出さないと意味がないというのがアメリカ。
日本はその途中経過にも大きな意味があって、
結果がなくても、これだけ頑張ったのだから・・・ということに
意味があるんだよね。