*卵子提供経験者、ともこのブログコーナーです。*
三度目の卵子提供の治療が決まって、
また不妊治療院へ通うことになった。
血液検査を行い、担当医・看護師と会い、受診を終え
コーディネーターから投薬のスケジュール表をもらう。
一度目のような、目にみえない不安はないが、
やはり多少の緊張感はぬぐいされない。
依頼者夫婦のJ&Aさんは、
わたしにとって、今回が二度目の
卵子提供となるが、
一度目は妊娠にいたらなかったので、
心のなかで、「今度こそは」という想いをよせる。
スケジュール表にそった投薬
通院
エージェントのSさんとの連絡
そんななか、依頼者夫婦のJ&Aさんから、一枚のカードが届いた。
英語でかかれたカード。
「ありがとう」と最後にかかれた一言に
依頼者の気持ちがしみわたる。
このJ&Aさんから、
わたしの息子への贈り物として、
一冊の絵本が
卵子提供エージェントのSさんを通して送られてきた。
息子の喜ぶ顔と、
依頼者夫婦の温かい気持ち。
みんな、わたしに活力をあたえてくれる。
そして、三度目の採卵へと向かった。
(つづく)