英国で66歳になる女性が、妊娠したという。
彼女は、卵子を他の女性から提供してもらい、
体外受精により妊娠したのだ。
出産予定日は、
彼女が67歳の誕生日を迎える少し手前で、
男児が生まれる予定。
英国では、50歳以上の女性は
不妊治療を受けられないので、
彼女はウクライナ(彼女にとっては外国)の
クリニックまでわざわざ足を運んで、
卵子提供を受け体外受精により妊娠した。
この女性は、裕福なキャリアウーマンだが、
1990年に離婚をしているので、
英国に家族はいない。
現在妊娠8ヶ月になる彼女は、友人達に、
「自分の財産を残してあげる子供がほしい」
と打ち明けたとも報告されている。
彼女がDaily Mail で、
子供を育てるうえでの援助不足とかは、
それほど心配してはいないと述べている。
「自分の面倒くらいちゃんと見られます。
何年もそうやって過ごしてきたんですから。」
「赤ちゃんと私だけ。
他人はわたしのこと理解してくれなくても、
わたしは気にしません。」
彼女の妊娠は、リスクの恐れを警告している
医師たちを唖然とさせた。
それでも、彼女は、自分は健康で
子供をもつ自信があると主張する。
「英国で一番年齢が高いママになることは
それほど気になりません。」
実際の年齢がどうのこうのというよりも、
自分自身が内面どう思っているかっていうほうが大事。
あるときは、39歳に感じるし、あるときは56歳のような気分になったりするものです。
本文参照-news.com.au05/18/2009より (要約・翻訳-ミラクル・ベビー)
写真-dailymail.co.uk 05/18/2009より
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この英国女性は、
「生まれてくる子供の立場になって考えていない。」
「自分勝手な決断」などと
メディアやインターネット上では、
結構バッシングの的になっています。
そんな彼女。こどもが10歳のときには、77歳になる想定。
さてどうやって子供を育ていくのか?と思うところですが、
彼女は、もうすでに住みこみのベビーシッターを雇っているそうです。
子供を生む年齢に制限はあるのでしょうか?
そして、誰がそれを決めるのでしょうか?
人間の寿命が延び、医学がめざましく進歩した今の時代。
彼女のような例が増えるにつれ、
こういったことが世の中の課題になっていきそうですね。