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ヘルスデージャパンに記載された記事を紹介します。 (http://www.healthdayjapan.com)
35歳以上で妊娠するには(2008.10.23掲載)
35歳を超えても多くの女性が問題なく妊娠できるが、特定の合併症が生じる可能性が高くなる。
35歳以上の人は、妊娠を試みる前に、米国妊娠協会(APA)の提供する以下の情報を念頭に置く必要がある:
・かかりつけ医を受診し、疑問点や不安な点について相談する。
・すぐに妊娠しなくてもあきらめないこと。35歳以上の女性が妊娠するには、平均1~2年を要する。
・心身ともに良好な健康状態にする。アルコール、喫煙、カフェインを避ける。
・最も妊娠しやすい時期を把握する。排卵の徴候に注意する。
・男女ともに、家庭での不妊(受精能力)検査により妊娠する要素の有無を調べる。
・6カ月以上試みても妊娠しない場合は、医師に相談して不妊(受精能力)検査を受けるべきか検討する。
(HealthDay News 10月15日)http://www.healthday.com/Article.asp?AID=620175 より
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上記の項目のひとつに、“アルコール、喫煙、カフェインを避ける”というのがありますが、米国と中国の研究者が、ねずみを使った実験によると、タバコの煙は、ねずみの卵子と受精卵にダメージをおこすという結果がでています。
この研究の詳しい内容は、Fertility and Sterilityというジャーナル誌の2008年11月号に発表されていますが、いずれにしても、タバコが妊娠に害があるという意味では避けたほうがよいでしょう。