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アメリカ精子提供・精子バンク・代理出産・卵子提供

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ともこの卵子提供物語その6-卵子提供エージェントと初めて会う

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*卵子提供経験者、ともこのブログコーナーです*

「ハーイ!(こんにちわ)」
ドアを開けた向こう側にたっていた
卵子提供エージェントのSさんは、
金髪、透き通るような青い目、
そして、細身ですらっとした品のある
40代半ばくらいの美しい女性だった。

「はじめまして。どうぞお入り下さい。」
「おじゃまします。」
通された家は、ロサンゼルス市の
閑静な住宅街にあった。

リビングルームに大きく飾られた家族の写真と
肖像画がやたら目についた。
インテリアも家具も美しくコーディネートされている。
さすが、昔プロのモデルだけあって、全てセンスがよい。

すると、隣の部屋から、きゃっ、きゃっと可愛い
よちよち歩きをしている二人の子供が
リビングルームに入ってきた。
エージェントのSさんは、「わたしの子供達よ。」と微笑む。

「ワー、かわいい」
その横でベビーシッターの女性が
子供達の手をひいてでていった。
ちなみにこの子供達も、
実は卵子提供と代理出産で授かったらしい。

リビングルームを通りぬけて入った部屋は、
彼女のオフィスになっていた。
やっぱり緊張する。
でも、今がチャンス。
わからないことは全部聞いておこう。

ソフャーに座ると不思議と緊張感が和らいできた。

(続く)