精子提供

弊社の精子提供プログラムは、アメリカの精子バンクの精子ドナーから精子の提供を受け、人工授精や体外受精を行い妊娠出産を試みる方法です。体外受精では卵巣を刺激する薬をとり卵胞を育たせ採卵をし、精子と受精させ受精卵を作ります。その後、妊娠・出産をする方の子宮へ受精卵を移植をします。人工授精は、排卵の日を予測し、不純物を取り除いた精子を子宮内に注入して受精させる方法です。

１．精子提供プログラムの対象者

アメリカの精子提供はどのような形のカップルやシングルにも、またもう子供を持つことはないと諦めていた方々、日本の医療制度では願いが叶わなかった方々にも大きな希望を与えてくれます。

2 . 精子提供プログラムの流れ

【体外受精の場合】

以下は着床前スクリーニング・男女産み分けをする場合の一般的な流れです

お問い合わせ、申し込み
ドクターと問診
精子ドナー選び
依頼者様諸検査
採卵渡米日程ご相談
精子購入、移送
採卵サイクル開始

渡米１回目

帰国

渡米２回目

帰国

3. 精子バンク

アメリカの大手精子バンクとクリニックとのコーディネートを行い、日本語でご説明いたします。
精子バンクでドナーを選び、精子購入、クリニックへの精子移送の手続きをいたします。
精子バンクのサイトはこちらから → California Cryobank, Fairfax Cryobank, Seattle Sperm Bank

精子バンクのドナーの厳しい審査

アメリカの精子バンクは、政府機関であるFDA（米国食品医薬品局）の監督のもと、非常に厳しく精子ドナー審査・検査を行っています。
精子採取と保管は設備が整った精子バンクで厳重に管理されており、登録されている精子ドナーに関しての情報は精子バンクにより、慎重に細心の注意が払われ記録、保管されています。

精子ドナーとして登録するには、心理鑑定、遺伝カウンセリング、精子提供に必要な検査を精子採取の前までに行います。すべての採取された精子は質を検査され、またHIVのような病気で感染することがないように、6か月間凍結するよう政府機関であるFDA（米国食品医薬品局）より義務付けられています。これは感染が陽性と出ない潜伏期間があるため行われます。
精子バンクには遺伝カウンセラーが居て、精子ドナーの本人・家族・親戚の病歴などから遺伝について慎重に審査がされています。遺伝子病保因検査を受けている精子ドナーも多くいます。

精子バンクのドナーの情報提供

精子ドナーのプロフィールでは、血液型、人種、髪の色、髪質、目の色、身長、体重、本人家族・親戚の医療履歴、家族歴、遺伝検査結果、学位、趣味や才能、特技、好きなペット、精子ドナーとしての妊娠の成功の有無、精子採取時の年齢、サイトメガロウイルス検査結果、宗教、顔の写真、性格判断、人生のゴール、本人の書いたエッセー、声の試聴、精子バンクスタッフの印象などを見ることが可能です。情報は無料のものもあれば有料のものもあります。
ほとんどの精子ドナーは幼少時代の写真を載せており、中には成人後の写真を載せているドナーもいます。