卵子ドナーをお探しの方へ

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卵子提供をご依頼前に知っておきたいアドバイス

どんな方が卵子提供を選ぶのでしょうか?

  • 生まれつき卵巣に異常がある
  • 腫瘍、癌などで卵巣を摘出
  • 早発閉経(20代で卵子が無くなる)と診断
  • すでに自然閉経している
  • ターナー症候群と診断
  • ホルモン剤の投与をしないと生理が起きない
  • 精子側の問題は無いが授精しない
  • 排卵誘発剤を使用した体外受精の採卵サイクルにおいて、採取できる卵子が少量である
  • 過去の不妊治療で妊娠せず、年齢的に困難である

卵子提供を受ける9割の方は、卵子の老化により妊娠が困難な方です。

卵子提供とはどのような流れで進んで
いくのでしょうか?

  1. 弊社とのメールや電話のやりとり、ドナーファイル閲覧、卵子提供プログラムに参加のご決断
  2. 1度目の渡米-医師の初診、諸検査
  3. 卵子ドナーとのマッチング
  4. 弊社とのサービスに関する契約締結
  5. 精子採取・凍結(必要に応じ)
  6. 帰国
  7. 卵子ドナーの医療検査・心理鑑定・遺伝カウンセリング
  8. 卵子ドナーとの卵子提供契約締結
  9. 投薬開始、通院
  10. 2度目の渡米
  11. 卵子ドナーから採卵
  12. ご主人の精子と受精
  13. 着床前スクリーニング(オプション)
  14. 移植
  15. 帰国
  16. 妊娠
  17. 出産

期間はどれくらいかかる
のでしょうか?

卵子ドナーとマッチングがあってから、胚移植までは約3ヶ月半から4ヶ月ですが、個人差があります。

法的には認められていますか?

ここカリフォルニア州は、第三者が関与した卵子提供が法的に認められている州です。卵子提供には親子関係における法的整備と、契約が欠かせないものとなりますので、この分野を専門とした弁護士をご紹介しております。親権は卵子提供を受けられるご夫婦が取得します。

着床前スクリーニング

aCGHを使用したPGS(Preimplantation Genetic Screening)です。体外受精が前提となり、受精卵を子宮に戻す前に受精卵の染色体や遺伝子に異常が無いかどうかを調べる検査です。染色体 異常の受精卵は着床が困難である可能性、流産の確率も高くなるため、この検査によって体外受精の妊娠の確率を上げることが可能になります。

男女産み分け

XX XY 染色体

上記、着床前スクリーニングは、子宮に戻す前の受精卵の細胞を一部検査することにより、男女の性別も判明しますので希望性別の受精卵の移植が可能です。日本では現在は男女産み分けという理由での着床前スクリーニングの実行は出来ず、特定の場合しか認められていません。

データ提供

以下は全米の422の不妊治療クリニックで出されたデータをもとに Centers for Disease Control and Prevention という機関がまとめたものです。

年齢別 卵子提供を受けた割合 (2012年度)

生殖補助医療を受けている高齢な女性はどれ位の割合で卵子提供を受けているのでしょうか?

高齢の女性の卵子でできた受精卵はほとんどの場合着床せず、もし着床したとしても妊娠には至らない可能性が大きいです。統計では、高齢の女性の方が若い女 性よりも卵子提供を受けるケースが多いです。2012年の卵子提供のサイクル数は19,847回で、40歳以上の場合、その数が急激に増えています。図38は2012年における女性の年齢別、生殖補助医療サイクルの中の卵子提供の割合を示します。44歳では約半数近くの女性が卵子提供を受けています。

2012年度 生殖補助医療を受けフレッシュの自己卵を使った 場合の年齢別結果

35歳未満の女性と45歳以上の女性の比較
35歳未満の場合:採卵94%/移植86%/妊娠47%出生40%
45歳以上の場合:採卵78%/移植59%/妊娠5%/出生2%
このように、45歳以上の場合は採卵できたとしても殆ど出生には至りません。

情報提供:Assisted Reproductive Technology Survey of 456 fertility clinic in operation in 2012 CDC (Centers for Disease Control and Prevention)

代理出産との違い

代理出産とは、奥様が健康な卵子をもっているが、子宮が何かしらの理由で普通の妊娠が困難であるために第三者(代理母)の子宮に依頼者ご夫婦の受精卵を移植し、代理母が妊娠、出産を経て依頼者のご夫婦の子供を授かる方法です。ご夫婦の遺伝子を持ったお子さんが生まれます。弊社は代理出産に関するご相談も受け付けております。

日本での卵子提供

日本では第三者の卵子提供に関する規則やガイドラインは、組織や団体によって違いがあり統一化はされておりません。また法的にも整備はされておらず実行が難しいのが現状です。

一般社会にはまだまだ卵子提供に関しての認識が乏しく、マスコミ等を通じて倫理観、子供の福祉、営利目的といった賛否両論の渦中、否定的な印象ばかりが先 走っているようです。こういった背景において、卵子提供しか残された道が無い方は、誰にも相談出来ないという辛い思いをされています。

日本では年々女性が結婚する年齢が遅くなってきていますので、子供を作ろうと考える時期も自然と遅くなってきているのが現状です。卵子が老化し妊娠が困難になるということを知らず、生理があるうちは妊娠可能と誤解されている方がまだまだ多いようです。

アメリカでの卵子提供

アメリカでは、何度か不妊治療を行ったが成功に至らなかった場合、医師は次のステップとしてそれぞれの状況に見合った、卵子提供、代理出産、養子という選択肢を与えます。一つの治療方法を長い時間をかけ何度もするという方法に限らず、成功率がより高いもの、成功により近い道に切り替えていくという考え方が一般的です。

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